キャバクラで人気のアルマンドとは?高額な理由や種類など黒服向けに解説
目次
キャバクラで人気のアルマンドは、高級シャンパンの代表格として知られています。
アルマンドについての知識が深まると、黒服としてより質の高い接客ができるようになるでしょう。
この記事では、アルマンドが高額な理由や種類ごとの特徴、取り扱い時の注意点などについて詳しく解説します。
これから黒服として働きたい人はもちろん、アルマンドについて学びたい現役の人も、ぜひ本記事を参考にしてください。
アルマンドは、フランスのシャンパーニュ地方の老舗ワイナリーであるキャティア社が製造している高級シャンパンです。
キャバクラでは、高額シャンパンの代表格として知られており、お祝いの席や高額オーダーの定番として提供されています。
ブランド名は、前当主ジャン・ジャック・キャティア氏の母親が愛読していた主人公の名前に由来しているという説があります。
代表銘柄である《アルマンド・ド・ブリニャック ブリュット ゴールド》は、2006年にブランド初のシャンパンとして発売されました。
使用されているブドウは、1級畑(プルミエ・クリュ)で栽培された《ピノ・ノワール》《シャルドネ》《ピノ・ムニエ》の3品種で、これらをバランスよくブレンドすることで、華やかな香りと豊かな味わいを生み出しています。
キャバクラで提供されることが多いシャンパンと、おおよその価格帯は以下のとおりです。
| シャンパン名 | 価格帯の目安 |
| モエ・エ・シャンドン | 2万~5万円 |
| ヴーヴ・クリコ イエローラベル | 2万~12万円 |
| シャルル・エドシック | 3万~13万円 |
| ローラン・ペリエ | 3万~30万円 |
| ドン・ペリニヨン | 5万~40万円 |
| ディーロック | 4万~30万円 |
| アントワーヌ・レミー | 8万~10万円 |
| ペリエ・ジュエ ベルエポック | 10万~30万円 |
| エンジェルシャンパン | 8万~40万円 |
| アルマンド | 12万~100万円 |
表からもわかるように、アルマンドはキャバクラで扱われるシャンパンのなかでも、高価格帯に位置する銘柄です。
また、キャバクラでの販売価格は、お店や仕入れ状況などによって異なるため、あくまで目安として参考にしてください。
キャバクラのシャンパンを徹底解説|黒服が覚えるべき種類・マナー
前述したとおり、アルマンドは一般的なシャンパンに比べると非常に高額です。
なぜアルマンドはそこまで高いのか、その理由が気になる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、アルマンドが高額な理由についてわかりやすく解説します。
アルマンドが高額な理由のひとつは、原料となるブドウの品種に徹底してこだわっているためです。
使用されるブドウは《ピノ・ノワール》《シャルドネ》《ピノ・ムニエ》の3品種で、どれも基本的に1級畑(プルミエ・クリュ)で栽培されています。
1級畑とは、フランスのワイン産地において優れた品質が認められた畑に与えられる格付けで、最上位の特級畑(グラン・クリュ)に次ぐ評価を受けている畑です。
また、収穫したブドウの中でも一番絞りの果汁のみを使用するといった、細部まで品質を追求している点も、アルマンドの高い価値につながっています。
アルマンドは、大量生産される一般的なシャンパンとは異なり、伝統的な製法を守りながら、限られた職人の手によって一本一本丁寧に作られています。
そのため、生産量に限りがあり、熟練した職人がいても1時間に20本程度しか製造できないといわれています。
このように、製法にこだわっていて大量生産ができないのも、アルマンドが高額である理由のひとつです。
アルマンドは、世界的な評論家やソムリエによるブラインドテイスティング(銘柄や価格を伏せた状態で品質を評価する試飲方法)で評価される《100 Best Champagnes for 2010》において、優勝した実績があります。
この受賞を機に品質の高さが世界中で認められ、富裕層や著名人からも愛される高級シャンパンとして知られるようになりました。
こうした国際的な評価によってブランド価値が高まったのも、アルマンドが高額な理由です。
「高級シャンパンといえばアルマンド」といわれるほど高い知名度を誇るアルマンドですが、最初から有名だったわけではありません。
アルマンドが高級シャンパンとして有名になった背景には、人気ラッパーやカリスマキャバ嬢が関係しています。
ここでは、現在の高い知名度につながった出来事について詳しく解説します。
アルマンドが高級シャンパンとして世界的に有名になったきっかけのひとつに、アメリカの人気ラッパーであり実業家でもあるJ氏の存在があります。
J氏は2006年に自身のミュージックビデオでアルマンドを使用し、ブランドの知名度向上に貢献しました。
その後、2014年には、J氏が関係する会社がアルマンドブランドを保有する会社を取得し、ブランド価値の向上に注力します。
また、2015年には、J氏の妻である世界的女性アーティストと、著名な女性ラッパーが共演したミュージックビデオにもアルマンドが登場しています。
こうした継続的なプロモーションにより、アルマンドはセレブに愛される高級シャンパンとして世界中に広く知られるようになったのです。
日本でアルマンドが高級シャンパンとして有名になった背景には、《アルマンド姉さん》の愛称で知られる人気キャバ嬢が関係しています。
現役時代、高額なアルマンドが次々と注文される様子がメディアやSNSなどで話題となり、アルマンドは高級シャンパンの代名詞として注目を集めました。
また、アルマンドの売上本数が高く評価され、ブランド運営元から表彰を受けたことでも知られています。
アルマンドには複数の種類があり、それぞれ味わいやボトルカラー、価格帯が異なります。
ここでは、キャバクラでよく見かける代表的なアルマンドを紹介します。
キャバクラで黒服として働いている、もしくはこれから働くつもりの人は、ぜひチェックしておきましょう。

ゴールド(ブリュット)は、ブランド初の商品として発売された、アルマンドを代表するシャンパンです。
フルーティーな香りとバランスの取れた味わいが特徴で、シャンパン初心者でも飲みやすい一本として選ばれています。
キャバクラでの価格相場は、15万〜20万円程度です。
取り扱う機会も多く、黒服が最初に覚えておきたいアルマンドのひとつといえるでしょう。

ピンク(ロゼ)は、華やかなピンク色のボトルが目を引くアルマンドです。
イチゴやチェリーを思わせるフルーティーな香りと、上品でまろやかな味わいが特徴で、女性にも人気があります。
キャバクラでの価格相場は、20万〜35万円程度です。
また、華やかな見た目から、誕生日や周年イベントなどのお祝いの席で注文されることもあります。
グリーン(ゴルファーズエディション)は、ゴルフの《マスターズ・トーナメント第75回大会》を記念して誕生した限定モデルのアルマンドです。
鮮やかなグリーンのボトルは、大会優勝者に贈られるグリーンジャケットをモチーフにデザインされています。
中身は定番のゴールドと同じですが、生産数が限られているため希少価値が高く、取り扱っているお店はそれほど多くありません。
キャバクラでの価格相場は25万〜35万円程度です。
ゴルフ好きのお客さんとの会話のきっかけにもなりやすく、特徴を知っておくと商品を提案する際に役に立つでしょう。
アルマンド信号機セットとは、ゴールド・ピンク・グリーンの3本をセットにした呼び方です。
ボトルカラーが赤・黄・緑の信号機を連想させることから《信号機セット》と呼ばれています。
キャバクラでは、誕生日や周年イベントなどで注文されることが多いです。
なお、キャバクラでの価格相場は、60万円〜65万円程度です。
お店によっては、アタッシュケース付きで提供されることもあり、場を盛り上げる演出のひとつとして活用されています。
レッド(ドゥミ・セック)は、鮮やかな赤いボトルが印象的なアルマンドです。
定番のゴールドよりも糖分を多く含み、デザートワインのような濃厚で甘い味わいが特徴です。
そのため、辛口のシャンパンが苦手だったり、甘口のお酒を好んだりする人からも選ばれています。
キャバクラでの価格相場は、25万〜35万円程度です。
また、以前はフランスの醸造所を訪れた人しか購入できない希少なボトルでしたが、現在は国内のオンラインショップなどで取り扱われるケースもあります。

シルバー(ブラン・ド・ブラン)は、シャルドネの一番搾り果汁を使用した辛口のアルマンドです。
爽やかな酸味と繊細で上品な香りが特徴で、長く続く余韻を楽しめます。
キャバクラでの価格相場は、30万~40万円程度です。
シャンパン愛好家やワイン通からも支持される、アルマンドを代表する一本としても知られています。
ブラック(ブラン・ド・ノワール)は、数量限定で販売されることが多い、希少性の高いアルマンドです。
辛口でありながら豊かな果実味が感じられ、バニラやブラックベリー、ペストリーなどを思わせる複雑で奥深い香りを楽しめます。
キャバクラでの価格相場は、70万〜100万円程度です。
生産本数が極めて少なく希少価値の高いボトルなので、取り扱っている店舗も限られています。
アルマンドは、キャバクラで提供されるシャンパンのなかでも高価格帯のブランドです。
そのため、黒服には通常のシャンパン以上に丁寧な取り扱いが求められます。
ここでは、キャバクラで黒服として働くうえで知っておきたい、アルマンドの取り扱いに関する注意点を解説します。
お客さんにアルマンドを提供する際は、注文内容とボトルを照らし合わせながら確認しましょう。
アルマンドには、ゴールドやピンク、グリーンなど複数の種類があり、それぞれボトルの色や価格が異なります。
種類によっては数十万円もの価格差があり、提供ミスはお客さんとのトラブルにもつながりかねません!
オーダーを受けたら、ボトル名やボトルカラーを注文内容と照らし合わせ、必要に応じて復唱しながら確認すると安心です。
アルマンドを取り扱う際は、伝票の記入・入力ミスにも注意しましょう。
お店によって、紙の伝票に卓番号やボトル名、金額などを記入する場合もあれば、タブレットへ直接入力する場合もあります。
どちらの管理方法でも、記入・入力内容に誤りがあると、会計ミスやキャストに支払うバックの計算に影響する可能性があるため注意が必要です。
入力・記入が終わったら内容を見直し、他の黒服にも確認してもらうなど、ダブルチェックを徹底するのもひとつの方法といえます。
アルマンドは高級シャンパンだからこそ、提供時の所作一つひとつが重要になります。
注文が入ったら、お客さんに感謝を伝えたうえでボトルをテーブルまで運び、目の前で丁寧に抜栓しましょう。
グラスに注ぐ際は、ボトルの底を支えながら、ラベルをお客さんの方へ向けるのが一般的なマナーとされています。
また、ボトルやグラスを扱う際は、慌てず安定した姿勢で持ち、こぼしたり倒したりしないよう注意することも大切。
なお、ボトルの持ち方やグラスの置き方などの細かな提供方法はお店ごとにルールが異なる場合があるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
多くのキャバクラでは、アルマンドが注文されると、シャンパンコールが行われます。
シャンパンコールとは、スタッフが一体となり、音楽や掛け声に合わせて店内を盛り上げる演出のことです。
黒服として働くなら、シャンパンコールの流れを事前に把握しておきましょう。
一般的な流れとしては、お客さんから注文を受けたら、黒服がシャンパンを準備してテーブルまで運びます。
その後、BGMや照明が切り替わり、スタッフが掛け声や手拍子を行いながらシャンパンを提供します。
シャンパンコールの内容や立ち位置、掛け声のタイミングなどはお店によって異なるため、先輩スタッフの動きをよく観察し、お店のルールに合わせて行動することが大切です。
この記事では、アルマンドが高額な理由や種類ごとの特徴、取り扱い時の注意点などについて解説しました。
アルマンドは、原料や製法にこだわって造られていることに加え、世界的に高く評価されていることなどから、高級シャンパンとして広く知られています。
また、アルマンドには複数の種類があり、それぞれ味わいやボトルカラー、価格帯が異なる点も特徴です。
そして、黒服には、高級シャンパンだからこそ、ボトルの確認や伝票の記入・入力、提供時のマナー、シャンパンコールなど、一つひとつの業務を丁寧に行うことが求められます。
ぜひ本記事を参考に、アルマンドの知識と取り扱い方を身につけ、ワンランク上の黒服を目指してくださいね。
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