ガールズバーで働くボーイに聞いた夜職あるある13選！仕事内容や働くための秘訣もご紹介
ガールズバーで働くボーイに聞いた夜職あるある13選！仕事内容や働くための秘訣もご紹介
仕事を探している男性の中で、高収入を目指せるボーイ（黒服）求人に興味がある方は多いのではないでしょうか。
一見、煌びやかな空間で働く華のある仕事だと思いがちですが、偏ったイメージだけで仕事を始めてしまうと、理想と現実のギャップに驚いたり、予想外の仕事内容でモチベーションが下がってしまったりすることもあります。
本記事では、ガールズバーのボーイ（黒服）求人に興味がある方に向けて、ボーイの仕事内容や向いている性格、理想の求人を探すためのポイントなどを解説します。
思わずクスッと笑ってしまう「ガールズバーで働くボーイに聞いた夜職あるある13選」もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
まず、ガールズバーとキャバクラのボーイの違いについて説明します。
キャバクラのボーイの仕事内容は、主に接客と裏方業務です。
お店の運営をしつつ、時にはキャバ嬢と一緒に飲んでお客さんを盛り上げることもあります。
一方でガールズバーのボーイは、在庫管理やフードの提供、清掃などの「裏方作業がメイン」になっています。
お店のコンセプトや方針によっても異なりますが、女の子は接客、ボーイは完全裏方仕事と差別化を図っている職場が少なくありません。
ガールズバーで働くボーイは、具体的にどのような仕事を担当するのでしょうか。
応募前に、ボーイの仕事内容を把握しておくことは大切な準備作業です。
ここでは、これから働きたい方や興味がある方に向けて仕事内容を詳しく解説します。
実際にボーイとして働いている自分の姿を、ぜひ想像してみてください。
まず、出勤したら開店準備を行います。
ボーイを雇っているガールズバーの場合、開店準備や清掃作業などの裏方仕事は基本的にボーイの担当です。
女の子より1時間ほど早く出勤して、お店のエントランスや、お客さんが女の子との会話を楽しむフロアをはじめ、お手洗いやバックヤードの清掃をしっかりと行います。
また、清掃は開店前だけではありません。
女の子やお客さんがフロアやトイレを汚してしまった場合は直ちに清掃を行うなど、お店を常にきれいに保つことが任されている立場です。
新人として開店準備や店内の清掃に慣れてきたら、お店のドリンクやフードの在庫管理を任されます。
ガールズバーで一番やってはいけないことは、お酒の在庫を切らすこと。
営業中にお酒やフードの在庫を切らさないように、常に店内の在庫数を把握しておく必要があります。
正確さや責任感が求められる、真面目な人にピッタリな仕事です。
円滑な運営を目的に、営業前に女の子やほかのボーイなどの出勤確認を行います。
予定通り女の子が出勤しているか、欠勤がないかなどを確認。
欠勤は付け回しや業務に影響が出るのでペナルティなどの管理を行いつつ、代わりに出勤できる女の子を探すこともあります。
また、お店のSNSや店舗ブログ、HPなどで出勤情報の更新やイベント情報を発信したりする仕事もボーイの担当です。
開店と同時に入口付近でお客さんの呼び込みや、チラシ配りを行います。
この際、女の子にチラシ配りをしてもらうことが集客につながるので、女の子自身が呼び込みをしたりチラシ配りをしたりするケースも多いです。
外でのチラシ配りは時間帯や季節によって体調を壊しやすいので、自身だけでなくキャストの気温対策はしっかりと行いましょう。
お客さんが入店したら、システムの説明や指名の有無を確認します。
ガールズバーの多くは指名制度を導入していませんが、営業形態によっては指名制度を設けている店舗もあります。
その場合、対象の女の子が指名可能な状況か確認し、お客さんをご案内します。
一方、フリーで入店した場合はその都度対応できる女の子を確認し付け回しをするので、お店全体の状況を把握しておくことが大前提。
また、お客さんがスムーズに席に着けるように、ジャケットやコートを預かったり、雨が降っている場合は傘を預かったりします。
まさに、おもてなしをメインとした重要な立場です。
お客さんが退店したら、その席のグラスや食器を片付け、テーブルや椅子を綺麗に拭いて、次のお客さんを迎える準備をします。
最後のお客さんをお見送りし、お店が営業を終了したあとは本格的な閉店作業です。
カウンターやテーブルの片付け、グラスや食器、バーツールを洗います。
さらに、メニュー表やタッチパネルの消毒など細かい作業も担当しますよ。
そして、翌日の営業に向けてビールサーバーなどの洗浄、お酒やフードの在庫確認や発注を行い翌日以降の営業に備えます。
役職がついてきたら、お店の売上やレジ締めなどに関わることも。
お店に馴染んできたら常連客と話し込み、閉店作業までの時間が押してしまうこともあるので、効率的に作業することが大切です。
また、営業後にミーティングや飲み会で退勤時間が前後することもあるので、仕事後に外せない大切な予定を入れることは避けた方が無難でしょう。
お店ごとに異なりますが、女の子の送迎がある店舗では片付けや閉店作業の前に女の子を指定の場所まで車で送ります。
送迎をする場合、普通自動車の運転免許証が必須です。
また周囲の土地勘や運転に慣れていると、効率よく安全に女の子を送れます。
一方で、ボーイとは別に送迎専門のスタッフを雇っている店舗も少なくないです。
この場合は、送りの車を手配したり効率の良い送り方を加味した送迎グループ分けを行ったりします。
営業中にお酒やフードの買い出しや、お客さんからタバコのおつかいを頼まれることがあります。
職場から離れて買い物をするので、ちょっとした息抜きに感じることでしょう。
お客さんからおつかいのチップを貰った際は、疲労も忘れさせてくれるほど嬉しい瞬間を味わえます。
人のために自分の力を差し伸べることができる方にとっては、大変やりがいのある仕事です。
ここまで、ガールズバーのボーイについて役割や仕事内容を説明してきました。
ボーイの仕事内容について謎が多かった方もイメージがつかめてきたのではないでしょうか。
ここでは、実際にガールズバーで働くボーイに聞いた「ボーイあるある」を厳選して13選ご紹介します。
実際の様子を想像しながら働く前の参考にしてください。
いずれ「これがアノあるあるか！」と感じる状況にも遭遇できますよ。
ガールズバーやキャバクラ、ラウンジといった夜の世界では、基本的に新人の黒服が皿洗いや洗濯といった細々とした雑用や、エントランスやトイレ、フロアやキッチン、バックヤードなどの清掃を担当します。
特に、トイレ掃除はとにかく清潔感が大切。
定期的にトイレの状態をチェックして常にきれいを維持することが求められます。
新人時代はこのような仕事がメインですが、与えられた仕事は愛想よく受け入れましょう。
一見ネガティブなイメージの仕事ですが、雑用や清掃を真面目に取り組むことで周囲に好印象を与えます◎
そうすることで上司から評価されほかの仕事を任されたり、将来的に店長候補や役員候補として特別な指導をしてもらえたりとメリットが満載です。
お客さんの中には、入店時にエントランスで値引き交渉をする方がいます。
またクーポンを利用しているのにも関わらず、さらに値引きを要求してくるお客さんも……。
お客さんのほとんどは、延長をしなかったり始発までの時間つぶしでフラっと来店したりする方々なのでダル絡みをされることもしばしば。
心の中では「もういい加減にしてくれ……」と嘆くボーイも多いそうです。
お客さんの中には「あそこの店ではこの金額使ったよ」と領収書などを見せて、お金持ちアピールしてくる方もいます。
「他店で大金を使った自慢＝この店でも大金を使う可能性があるよ」
と、遠回しに特別扱いしてほしいアピールしている可能性も。
こういったお客さんのほとんどがお金持ちなはずなのに、ちゃっかり値引き交渉をしてきます。
いわゆる「細客」と呼ばれる方です。
「本当のお金持ちならTAXくらいは素直に払ってよ……」と感じてしまうでしょう。
延長の可否をうかがい、退店を選択したお客さんの中には、時間が過ぎているのにも関わらずタバコを吸い始める方もいます。
時間終了のお声がけしても「1本吸ってから！」と言われ、吸い終わって席を立つかと思いきやスッと新しいタバコに火をつけている……なんてことも。
延長料金を払いたくないので、なにかと理由をつけて退店までの時間を延ばすのです。
心の中でイラっときても、トラブルを避けるために満開の笑顔で退店を促しましょう！
そしてボーイさんいわく、大変なお客さんの対応をしたあとのビールのおいしさは格別だそうです。
ガールズバーは接待行為があるキャバクラの風俗営業と異なり、居酒屋と同じような立場で営業を許可されています。
朝5時頃まで営業しているお店が多いので飲み会や接待、キャバクラ遊びなどを楽しんだ余韻でガールズバーに来店される方も多いです。
そのため、ガールズバーに来店するまえに出来上がってしまったお客さんが潰れることも。
女の子やボーイにウザ絡みをしたり他のお客さんに絡んで揉めてしまったりすることもあるので、一秒たりとも気が抜けません。
始めのうちは戸惑うかもしれませんが、対応していくうちに慣れたものになります。
「またか……」と思えたらもうプロです！
どんな状況でも柔軟に対応できるボーイに成長した証でしょう。
「延長するから値引きして」
「延長するからプライベートで会いたい」
など、女の子やボーイに無茶なお願いをしてくる迷惑客も一定数います。
心の中では面倒くさいと思うそうですが、こういったお客さんに誤った対応をしてしまうと女の子に対してのストーカー行為やお店に嫌がらせをしてくる悪質なケースがあります。
近年では女の子に恋愛感情を持ち、ストーカー事件や度を越えた事件に発展した事案も。
この場合、お客さんの気に触れないように適切な対応を行うことが必要です。
また女の子の安全を守る立場なので、接客の様子を観察したり悩みごとがないか定期的に面談をしたりするサポート業務も大切ですよ。
シラフで一発芸を無茶ぶりされたときは相当しんどいのだとか……。
ボーイがお客さんから一発芸を無茶ぶりされたときは、交換条件を出すことが多いそうです。
「その代わり、笑ったら延長してください！」など、なんとか勢いで乗り切りましょう。
始めのうちは恥じらいが勝ちますが、回数を積めば自然と何も感じなくなるので安心してくださいね。
売上を達成したときやイベント最終日など仕事終わりの一杯は至福の瞬間ですが、連日続くとなると話は別。
「今日は疲れたから帰って早く寝たい」と思っていても、お酒の席での様子が上司に気に入られると強制的に連れ出されることも増えるそうです。
飲み会に参加することで上司と良好な関係を築き、次第に断れるようにもなれます。
二日酔いや寝不足での仕事は仕事のパフォーマンスを下げてしまうので、あらかじめ二日酔い対策や適度な睡眠を取り、自己管理に気をつけてくださいね。
当初は女の子目的で来店していたのに、気がつけば特定のボーイと飲むことを楽しみに来店する常連客もいます。
この場合、お客さんと飲んでいると時間が経つのが早く感じつつお店の売上にも貢献できるので、不快に思わないボーイがほとんどです。
ただし、飲みすぎて営業中に潰れてしまうと人員に穴をあけることになります。
運営や売上にマイナスの影響を及ぼす危険があるので、飲み方には気をつけましょう。
売上のためについつい飲みすぎてしまったり、体調が万全ではないのにお酒を飲んで潰れてしまったりした女の子を介抱するのもボーイあるある。
営業中に女の子が潰れてしまった際には、ボーイとして自分の担当業務に集中できずその分ボーイの人数が減ってしまうので、取れるはずだった売上を逃してしまったり付け回しがうまくいかず女の子の不満が溜まったりします。
日頃から女の子の体調確認や飲みすぎている女の子には水を飲ませるなど気遣いが重要です。
また泥酔する前に違う女の子に変更するなど、ボーイの付け回し次第でハプニングを防ぐことができます。
一部のガールズバーには、女の子の間で派閥が存在する場合があります。
派閥や女の子同士のトラブルは付きものといっても過言ではありません。
ボーイが揉め事やトラブルに巻き込まれた場合、女の子に対して平等に接することが必須です。
どちらか一方の味方についてしまうと、お店の雰囲気が悪くなり女の子がお店をやめてしまったり、ほかのガールズバーに女の子が大量に流れてしまったりする可能性があります。
トラブルの発生を最小限に抑えるためにも日頃から女の子全員とコミュニケーションをとり、こまめな声かけを心がけましょう！
新人ボーイ時代は、女の子の出勤前や仕事終わりのギャップに驚く人が多いです。
接客が終わった瞬間やお客さんがガールズバーを退店した瞬間、120点満点だった笑顔がパッと消えることも。
女の子のオンオフを目の当たりにしてしまうので幻滅することもあるかもしれませんが、精一杯目の前の仕事を頑張ってくれていることを次第に実感するでしょう。
女の子の頑張りが自分のやる気に火をつけることも多いようです。
「風紀」とは、お店のキャストと男性従業員（店長も含む）が付き合うこと。
率直に言って風紀はバレやすいです。
隠し通せていると思っても、お店の女の子やボーイは二人の関係や空気感から違和感を察知するものです。
実際に、ある日突然柔軟剤の匂いがお店の女の子と一緒になってバレたこともあったというほど、周囲は普段のちょっとした変化にも敏感。
風紀をすることで他の女の子から信頼をなくしたり、お客さんにバレたら売上が低迷や最悪の場合閉店せざるを得なくなったりします。
風紀をしたボーイには100万円ほどの罰金、女の子にも罰金や退店などを課せられることがあるので風紀は絶対にやめましょう。
酔っぱらった勢いで思わず口にしてしまったり、信用できるからといって誰かに言ったりすることでバレてしまうことも多いそうです。
恐ろしいことに誰かに話した途端、噂は一瞬で広まります。
万が一、一線を越えてしまった場合は、なんとしてでも墓場まで持っていきましょう……。
ここまでは、ガールズバーのボーイの仕事内容や実際に働くボーイから聞いたあるあるを解説しました。
お店の運営からイレギュラーな対応までボーイの役割は多岐にわたりますが、ガールズバーのボーイに向いているのは一体どのような人物像なのでしょうか。
ここでは、ボーイの仕事に適性のある性格や人柄について解説します。
仕事探しの参考としてぜひ活用してみてください。
ガールズバーのボーイは女の子やお客さん、他のボーイとのコミュニケーションが必須の仕事です。
そのため日頃から人見知りをせず、人と接するのが好きでコミュニケーション能力が高い人に向いています。
また持ち前の明るい性格を活かしてお店の統制をとれるようになると、上司から有能な人材として高い評価を得られるケースも。
頑張り次第では出世につながるので、日頃の行いは最重要ポイントになってきます。
ガールズバーのボーイは、お店全体の状況を把握しながら働く必要があります。
新規のお客さんをエスコートしながら他のお客さんの灰皿をみたり、全体の状況を見ながら女の子の付け回しを考えたり……。
要領よくマルチタスクができる方は女の子や上司からの信頼を得やすく、大切な仕事を任せても大丈夫な存在へと成長できます。
また、お客さんが求めているものを絶妙なタイミングで提供することもお客さんから気に入られるポイントです。
このような方はボーイとして出世する傾向にあります。
ガールズバーのボーイは、お店の女の子のために働く裏方だという認識を忘れてはいけません。
自己中心的で過度な目立ちたがり屋の方には向いていないでしょう。
裏方として人のために自分の力や時間を割ける方や世話好きの方におすすめです。
自分に合った働きやすいガールズバーでボーイとして稼ぐためには、求人探しの段階でチェックしておくべきことがあります。
「実際に働いたら違法な労働やブラックな環境だった！」
なんてことも発生するので、情報はしっかりと見極めましょう。
ここでは、働く前にチェックしておきたい3つのポイントを解説します。
2000年代初頭から夜の世界に浸透し始めたガールズバーですが、開店1年目で3割が閉店してしまうほど厳しい競争社会にいます。
したがって営業歴が長いガールズバーは、お客さんからの人気や信頼を集めているという証拠です。
営業歴が長いと常連客も多いので客入りが安定しています。
また稼げるお店という理由からスペックの高い女の子が自然と多く集まるので、ボーイの給料も安定しているなどメリットも豊富。
ボーイとしてガッツリ稼ぎたいなら営業歴の長いガールズバーを選びましょう！
ガールズバーの運営元が組織としてしっかりと企業化していると、賞与や年末年始休暇などの福利厚生や一定の条件を満たした場合には社会保険に加入できるなど、手厚い待遇を受けることができます。
一定数の従業員がいないと社会保険に加入できる条件を満たせなかったり、福利厚生などの完備が不十分だったりとリスクも多いです。
安定した生活や仕事の質を向上させるためにも、大手グループや複数の店舗を経営している会社を基準にしましょう。
ガールズバーはカウンター越しにお客さんに接客します。
しかし中には、ガールズバーと謳っていながらキャバクラ同様にお客さんの隣に座っての接待やお客さんに接触して利益を得ている違法店舗も存在するのが実態です。
また、18歳未満は夜22時から翌朝5時の間で働くことが労働基準法で禁止されています。(※)
したがって、遅い時間まで未成年を雇っていたり20歳未満の飲酒が常習化していたりすると、法令違反として処罰される可能性があるので十分に注意してください。
売上第一で違法な営業をしているガールズバーで働かない為にも、ガールズバーの口コミサイトやお店のHPを確認しましょう。
面接の前に一度実際にお店に遊びにいくのも有効な手段です。
(※)参照：労働基準法(◆昭和22年04月07日法律第49号)第61条 深夜業
本記事ではガールズバーとキャバクラのボーイの違いや仕事内容、ボーイあるあるについて解説しました。
ガールズバーのボーイは基本的に完全裏方仕事です。
誰かのために自分の力を差し伸べられる方には、きっとやりがいを感じる職業でしょう。
理想の求人で働きたい方は求人検索サイトやネットの口コミを参考にしたり、実際にお店に遊びに行ったりすることもおすすめです。
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