キャバクラボーイ(黒服)は何歳から何歳まで?おじさんでも働ける?年齢事情を徹底解説!
目次
「キャバクラのボーイは何歳から何歳まで働けるの?」
「キャバクラの黒服は40代~50代のおじさんでも働ける?」
「中高年からキャバクラのボーイになりたい場合はどういった心構えが必要?」
など、中高年からキャバクラボーイ(黒服)にチャレンジしたいとお考えの方の中には、上記のような疑問を持っている人も多いことでしょう。
この記事では、キャバクラボーイの年齢事情について詳しく解説します。
キャバクラで働いているキャストやボーイには、若い人しかいないというイメージがあるかもしれません。
しかし、実際は年齢が高い人でもキャバクラボーイとして働いていますし、採用されるチャンスは十分にあります。
キャバクラボーイ(黒服)に興味があり働きたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
キャバクラボーイ(黒服)の求人を探したことがある方の中には、募集要項に「年齢不問」という文字を目にしたことがある人も多いことでしょう。
しかし、年齢不問と書かれていても、一般の企業では基本的に若い人材が求められるので、本当に年齢に関係なく応募していいのかが気になりますよね。
ここでは、キャバクラボーイは本当に年齢不問なのかを解説します。
キャバクラでは、18歳未満の高校生は働くことはできません。
なぜなら、風営法※で18歳未満の労働が禁止されているからです。
そして、基本的に18歳以上(高校生を除く)であれば、年齢に関係なく働けます。
40代だろうと50代だろうと、体が元気で頑張りたいという気持ちがあれば問題ありません!
キャバクラボーイの仕事では、明確な年齢上限は存在しないといえるでしょう。
※『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律』の略称で、営業許可の取得や営業時間の制限、従業員の年齢確認など、さまざまな規制が課されています。
店舗によっては《20歳以上》という条件でキャバクラボーイ(黒服)を募集しているお店もあります。
なぜなら、未成年飲酒禁止法で20歳未満の飲酒が禁止されているからです。
成人年齢は2022年4月から18歳に引き下げられましたが、飲酒ができるのは20歳になってからと決まっています。
しかし、お客さんの中には20歳未満のキャバクラボーイにお酒を勧めてしまう人もおり、断ると機嫌を損ねてしまう男性も少なからずいるのです。
万が一、20歳未満のキャバクラボーイがお酒を飲んだことがバレてしまうと、お店には罰金などの罰則が課されます。
トラブルを起こさずに営業をしたいお店ほど、キャバクラボーイ求人の募集要項に《20歳以上》と記載していることが多いです。
雇用対策法で、求人では《この仕事は何歳まで》という年齢上限を設けることは禁止されています。
しかし、ハッキリと記載されていなくても、実際は年齢の上限が決まっている場合があります。
具体的には、求人のアピール文で《若手積極採用中!》《20代活躍中!》などの文言を使用しているとき。
こういった文言を使っているキャバクラが欲しがっているのは、基本的に20代〜30代の若手であることが多いです。
そのため、上記のような若手が欲しいキャバクラに40代〜50代が応募すると、お店にとって欲しい人材ではないので不採用となる可能性が高くなります。
このように、年齢の上限を決めていなくても、実際は決まっているというお店は少なくありません。
採用される確率を上げたいなら、募集文の言葉から自分の年齢で受けても大丈夫かを見極める必要があります。
ちなみに、募集文にわざわざ《年齢不問》と書いてある場合は「年齢を気にせずに応募してくださいね」という意味であることがほとんどです。
40代〜50代くらいの方がキャバクラボーイ(黒服)になりたいなら《年齢不問》と書いてあるキャバクラに応募すると良いでしょう!
キャバクラボーイ(黒服)の仕事は、18歳以上(高校生を除く)であれば何歳でも採用される可能性があります。
しかし、実際に働いているキャバクラボーイは20代〜30代が多め。
20代〜30代の若い世代が多い理由は以下のとおりです。
・体力が必要な仕事だから
・年功序列ではなく実力が評価される実力主義の世界だから
キャバクラボーイは接客業で基本的に立ちっぱなしなので、やはり体力が必要になります。
また、一般企業の場合、若手のうちは結果を出したとしてもそれほど給料は上がりませんが、キャバクラボーイは実力主義の世界なので、結果を出せば出すほど高収入を目指すことができる世界。
そのため、若いうちから多くのお金を稼ぎたいというエネルギーを持った人が集まるので、結果的に20代〜30代の若者が多くなるのです。
もし中高年からキャバクラボーイを目指す場合は、年齢的に少し浮いてしまう可能性があることを覚悟しておいた方が良いかもしれません。
先述したとおり、キャバクラボーイ(黒服)として働いているのは20代〜30代が中心です。
ここでは、キャバクラボーイとして若手が雇われる2つの理由を詳しく解説します。
キャバクラボーイ(黒服)はホール内を動き回ったり、重いお酒を運んだり、タバコの買出しに走ったりしなければいけません。
キャストのサポートをするだけの楽な仕事だと思われがちですが、意外と体力が必要になります。
そのため、体力がある若手のキャバクラボーイを欲しいと思うキャバクラは少なくありません。
将来性があるというのも、キャバクラボーイ(黒服)として若手が雇われる理由のひとつです。
若者なら長期間お店で働いてくれる可能性が高いですし、素直で吸収力があるのでお店側としても教育がしやすいといえます。
また、ゆくゆくは店舗やグループの幹部になってもらうことを想定し、将来性のある若手を雇おうとするキャバクラは多いです。
逆に中高年の場合は、年齢を重ねたゆえのプライドがあることで反抗的な態度を取ってしまったり、仕事覚えが悪かったりする可能性を懸念されている傾向にあります。
求人で「年齢不問」と書かれているキャバクラであれば、若い人だけでなく中高年でもキャバクラボーイ(黒服)として働けます。
ここでは、キャバクラボーイとして中高年が雇われる理由を2つ解説します!
中高年でキャバクラボーイ(黒服)の仕事をしようとする人の多くは社会人経験があります。
お店としては、社会人経験がある人を採用すれば社会人に必要なマナーを一から教える必要はありません。
中高年は、若手とは違って教育に時間をかけることなくすぐに働いてもらうことができるのです◎
そのため、即戦力として活躍してくれることを見込み、中高年を積極的に採用しているお店もあります。
特にオープンしたてのお店は最初のうちからお店を安定して回したいので、社会人経験が多い人材が採用されやすいといえるでしょう。
中高年からキャバクラボーイとして働きたいなら、オープン予定のキャバクラの求人に応募するのもアリですよ!
中高年はたとえナイトワーク未経験だとしても、人生経験が豊富です。
そのため、お客さんやキャストに寄り添う場面も多くあります。
キャバクラに限らずナイトワークのボーイ(黒服)の経験がある人は、若手スタッフにスキルや経験を伝える役割を担う人材として重宝されるでしょう。
ナイトワークの仕事では、年齢を重ねて経験を積んだ中高年が評価されることも◎
求人に『年齢不問』と書いてあれば、年齢を気にせずに思い切って応募してみましょう!
ナイトワーク業界は人手不足なので、中高年でもキャバクラボーイ(黒服)として雇われる可能性は十分にあります。
しかし、若手と中高年の能力が全く同じ場合は、やはり若手を採用するキャバクラが多いでしょう。
ここでは中高年がキャバクラボーイとして雇われるために必要なことを解説します。
中高年でもキャバクラボーイ(黒服)または接客業の経験がすでにある場合は、採用において有利に働きます。
なぜなら、キャバクラに相応しいマナーを心得た接客を期待できるからです。
特にレベルの高い丁寧なマナーを求められるホテルマンの経験がある方は、かなり重宝されるでしょう。
キャバクラボーイまたは接客業の経験がある方は、面接で積極的にアピールしてください。
もし接客業の経験がない場合は《人をもてなすことが好き》ということをアピールするのがオススメです◎
中高年からキャバクラで働く場合、経験や経歴次第では若手よりも必要とされることがあるでしょう。
しかし、年齢が高いゆえに注意すべきこともあります。
ここでは、中高年がキャバクラボーイ(黒服)として雇われる際の注意点を解説します。
《若手が雇われる理由》の項目でも説明したとおり、キャバクラボーイ(黒服)には体力が必要不可欠です。
そのため、デスクワークばかりで積極的に体を動かすような仕事をしていないなら、慣れるまでは体力的にきついと感じる場面も多いでしょう。
長時間の肉体労働に耐えられるだけの体力がなければ、キャバクラボーイとして働き続けることは難しいともいえます。
また、出世レースで競争相手が20代〜30代の若手の場合は、こなせる仕事量の違いで不利な勝負になることも……。
中高年からキャバクラボーイ(黒服)の仕事に就きたいなら、体力勝負の面があることを理解しておきましょう。
キャバクラで実際に働いているキャバクラボーイ(黒服)は、20代〜30代が中心になります。
そのため40代〜50代くらいから働き始めた場合、直接指導してもらう上司が自分よりも10歳以上年が離れた年下であることも珍しくありません。
キャバクラーボーイの仕事は実力がものをいう世界なので、年齢を問わず上司の言うことに素直に従う必要があります。
自分の方が社会人経験が長いからといって相手の意見に耳を傾けないのであれば、キャバクラの世界でやっていくことはできません。
また、相手が年下だとしても上司なので敬語を使うことが求められます。
上司と言えど年下であることにやりづらさを感じてしまう方は、中高年からキャバクラボーイとして働くのは難しいといえるでしょう。
ここでは、中高年でもキャバクラボーイ(黒服)として活躍できるかどうかを解説します。
募集要項に『年齢不問』と記載されているキャバクラであれば、40代〜50代からのスタートでも幹部を目指せます。
なぜなら、キャバクラは年齢が関係ない実力主義の世界だからです!
たとえナイトワーク未経験の方でも、実力を発揮して評価されれば幹部になることができます。
逆に、20代前半など年齢がいくら若くても実力がなければいつまで経っても幹部になることはできません。
中高年でキャバクラボーイ(黒服)として働こうかどうか迷っている方は、年齢で諦める必要はないのです◎
キャバクラでボーイ見習いから働き始めて店長になるまでの年数は、最短でも2年くらいかかります。
ただし、いきなりボーイ見習いから店長になるわけではありません。
基本的には、以下のように段階を踏んで店長に昇進します。
見習い→マネージャー→チーフマネージャー・店長 |
店長になるためにはさまざまなスキルが必要になるので、それなりに時間がかかります。
しかし、自分の努力や働いているキャバクラの状況によって、店長になれるまでの年数は変わってくるのです。
店長に早くなりたいのであれば、新店オープンに意欲的で売上を上げ続けている人気店で働くのもおすすめですよ!
ただし管理職の役職は人数に限りがあるので、誰でもなれるわけではありません。
チーフマネージャーや店長になるためには、他のキャバクラボーイ(黒服)との競争に勝たなければいけないことを肝に銘じておきましょう。
キャバクラには、ボーイ(黒服)以外にもさまざまな職種があります。
中でも体力的にきつくなってきた中高年にオススメしたいのが『送迎ドライバー』です。
ここでは、送迎ドライバーの仕事内容やメリットを解説します。
「キャバクラで働きたいけど、キャバクラボーイの仕事は無理そう……」と思う方は、ぜひ参考にしてください!
キャバクラの送迎ドライバーの仕事内容は、仕事が終わった後のキャストを自宅や最寄り駅まで送り届けること。
キャバクラの閉店時間は午前0時(エリアによっては午前1時)頃なので、終電が終わって帰りの足がないキャストもいます。
このようなキャストを安全に送り届けることが、送迎ドライバーの役割です。
キャバクラボーイ(黒服)と同様にキャバクラにおいて重要な役割を担う、お店の”縁の下の力持ち”的な存在といえるでしょう。
ちなみに、求人募集が『送迎ドライバー』となっている場合は、お店から家まで送り届けるだけでなく、キャストのお迎え業務が発生することもあります。
お迎え業務が発生するかどうかはキャバクラによって異なるので、気になる方は面接時に聞いておきましょう。
キャバクラの送迎ドライバーをするメリットは以下のとおりです。
・普通自動車第一種免許さえあればできる
・お客さん相手の接客をしなくてもいい
・キャバクラボーイ(黒服)ほど体力は必要ない
キャバクラの送迎ドライバーで必要な資格は、普通自動車第一種運転免許のみです。
AT限定でも全く問題なく、タクシー運転手のように普通自動車第二種免許を取得する必要もありません。
ゴールド免許を持っている人は安全な運転ができることを証明できるので、積極的にアピールしていきましょう!
また、キャストの送迎が仕事なので、キャバクラに来たお客さんを接客することはありません。
キャバクラボーイとしての接客スキルがなくても問題なく仕事をこなせるというわけです◎
ただし、運転中にキャストから話しかけられた場合は、相手に敬意を払いつつしっかりと会話に応じる必要があります。
面倒だからといって無視したり、敬意を欠いた態度を取ったりしないようにしてくださいね。
送迎ドライバーは、キャバクラボーイのようにずっと立っていたり、動いていたりすることもありません。
体力的にキャバクラボーイが厳しいとお考えであれば、ぜひ送迎ドライバーを検討してみてください!
この記事では、キャバクラボーイ(黒服)の年齢事情について詳しく解説しました。
キャバクラボーイは募集要項に《年齢不問》と書いてある場合、18歳以上であれば基本的に誰でも応募できます。
しかも「若くから働かないと出世できない」というわけではなく、何歳であろうと実力があればどんどん上を目指すことが可能です◎
「自分は若くないから上の役職に就くのは難しいかも……」という理由で、キャバクラボーイの仕事を諦める必要はありませんよ。
若い人にも負けない体力は必要になりますが、それまでの社会人経験を活かせばキャバクラボーイとして活躍できます。
中高年からキャバクラボーイとして働こうか迷っている方は、年齢を気にせずにまずは応募してみてくださいね!