キャバ嬢の送迎とは?ドライバーとして働くためのポイントや仕事の流れを解説
目次
キャバクラには、黒服業務のほかに『キャバ嬢を送迎する』という仕事があります。
キャバ嬢の送迎は、仕事終わりのキャバ嬢を自宅や最寄り駅まで車で送り届ける、ドライバーの仕事です。
運転が得意な人や好きな人にとっては、運転して収入が得られるわけですから、理想的な仕事にも思えるでしょう。
しかし、キャバ嬢の送迎は、気を使わなければならない部分も多いです。
そこで今回は、キャバ嬢の送迎の仕事とは具体的にどのような内容なのか、送迎ドライバーとして知っておきたいルールや心得、注意点についてご紹介します。
送迎ドライバーにチャレンジしたい人は、ぜひ最後までチェックしてください。
キャバ嬢が利用する『送迎』とは、車でキャストを自宅まで迎えに行く、またはお店から自宅まで送っていくシステムです。
ミニバンやワゴンタイプの車を利用して、複数のキャストをまとめて送迎するのが基本となります。
ただし小規模なお店では、経費削減や人手不足などの理由から、キャバ嬢の送迎を行っていない場合も多いです。
また『送迎』とは言うものの、ほとんどのお店が閉店後の『送り』のみとしていて、ドライバーも『送迎ドライバー』ではなく 『送りドライバー』と呼ばれることがあります。
お店によってはキャストを車で迎えに行くケースもあるため、もし夜中に女の子を送っていくだけの『送り』の仕事が希望なら、その点は事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
キャバ嬢の送迎は、女の子を送っていく業務だけを行う、専門のドライバーが雇われることが多いです。
女の子はお店にとって大事な存在ですので、たしかな運転技術と安全運転への意識が高い専門のドライバーを雇ったほうが、事故の心配がなく安心できるというメリットがあります。
しかし、小規模なキャバクラや専門のドライバーを雇う余裕がない人手不足のキャバクラでは、黒服が送迎ドライバーを兼任するケースもあります。
「ドライバー専門で働くつもりだったのに黒服の仕事もさせられた……」なんてことも考えられるため、問い合わせや面接の際に業務の範囲についても確認しておきましょう。
送迎ドライバーの給与形態は、日給制と時給制の2パターンにわかれることがほとんどです。
トータルの給料額は日給でも時給でもほぼ変わりません。
具体的には、日給だと5,000円から10,000円程度、時給だと1,500円から3,000円程度が一般的な相場です。
《女の子を送っていくだけのお仕事》と考えると、なかなかの高給といえるでしょう。
また、送迎ドライバーの場合でも、給与形態が月給制で、しかも月40万円を超えるケースがあります。
ただし、これは送迎ドライバー専門ではなく、ホールスタッフの黒服として採用され、黒服の業務をこなしながら送迎も行う場合の金額です。
身体的にも精神的にも負担は大きくなりますが、ガッツリ稼ぎたいならホールスタッフ兼任の送迎ドライバーを狙ってみるのもひとつです。
そもそもキャバクラでは、なぜキャバ嬢の送迎を行うのでしょうか?
専門のドライバーを雇えばそれだけ人件費がかかりますし、従業員の業務も増えます。
ここでは、送迎ドライバーとして働く前に知っておいた方がいい、キャバクラがキャバ嬢の送迎を導入する理由を5つご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
キャバクラはお酒を飲む場所、しかもどこかで飲んだあとの2次会的に使われることが多いお店です。
営業時間は風営法により深夜0時(エリアによっては1時)までと決められているため、女の子によっては閉店まで働いていると終電に間に合わない場合があります。
お店としても、女の子が接客中に「もうすぐ終電になっちゃう」なんてソワソワして上の空になってしまうのは避けたいところ。
女の子が終電を気にすることなく働けるようにするのが、キャバクラで送迎を導入する大きな理由のひとつとなっています。
《まだ終電に間に合う》《自宅がお店の近くにある》といった場合でも、閉店後の帰宅となれば、どうしても深夜の時間帯になってしまいます。
夜道は暗いため、女の子が帰宅中に酔っ払いに絡まれたり、事故に巻き込まれたりする可能性も考えられます。
一度でも怖い目に遭った女の子は、それが原因でお店を辞めてしまうかもしれません。
お店としてはそういった事態を避けるため、送迎で女の子の帰宅時の安全を確保しています。
終電がなくなってしまったら、送迎がないお店のキャバ嬢はタクシーで帰宅しなければならなくなります。
そのタクシー代をお店がすべて出していたら、お店の負担が大きくなってしまいますし、だからと言って女の子に「自腹でタクシー代を出せ」なんて言うと女の子は辞めてしまうかもしれません。
キャバクラでは、送迎を利用する女の子に送迎代として1回500円から1,500円程度支払ってもらう場合があります。
これなら、電車代よりは高いもののタクシー代よりは安く済むため、女の子にとってもお店にとってもメリットがあります。
なかには無料で送迎をするお店もありますが、どちらにせよ送迎を導入したほうが帰宅時にかかる費用負担は大きく軽減されるといえるでしょう。
キャバクラでは、キャバ嬢もお客さんと一緒になってお酒を飲みながら接客をします。
その日の体調や盛り上がり方によっては、キャバ嬢が飲みすぎてグデングデンに酔っ払ってしまう、なんてことも。
酔っ払ったキャバ嬢をひとりで帰らせると、転んでケガをするかもしれませんし、犯罪に巻き込まれるリスクもあります。
キャバ嬢側からしても、お店の送迎車なら酔っ払っても安全に帰宅できるので安心です。
そもそも女の子は、いつでも体調が万全なわけではありません。
働いているうちに体調を崩してしまう場合もあり、そんなときでも送迎車ならゆっくりと横になりながら帰宅できます。
送迎は、キャバ嬢を危険なお客さんから守るのにも役立ちます。
お客さんのなかには、キャバ嬢に対して真剣な恋心を抱いてしまう人も少なくありません。
そういったお客さんの場合、帰宅するキャバ嬢を待ち伏せして交際を迫るような、ストーカー化してしまう人も多いです。
また、帰宅するキャバ嬢の後をつけて、自宅を突き止めようとする質の悪いお客さんにも注意が必要です。
ストーカーだけでなく、酔っ払いの悪ふざけ程度でそういったことをするお客さんもいますが、女の子にとっては非常に恐ろしい行為であり、許すわけにはいきません。
送迎であれば、お店からキャバ嬢の自宅までドアトゥードアで送れるため、危険なお客さんから女の子を守れます。
キャバ嬢が送迎を利用する際は、基本的なルールを守ってもらわなければなりません。
送迎する側のドライバーも基本ルールを理解しておかないと、知らないうちにルール違反に加担してしまい、自身もペナルティを負う可能性があります。
自分の身を守るためにも、送迎の基本ルールをきちんと押さえておきましょう。
キャバ嬢が送迎を利用する際は、コスト削減のために家が同じ方向のキャスト同士で相乗りするのが基本です。
乗り合わせた女の子それぞれの自宅の住所からドライバーが最適なルートを判断し、順番に送ります。
そのためドライバーには、効率の良いルートを選べる土地勘や知識が求められます。
また、送る順番が遅くなってしまった女の子から文句を言われることがあるかもしれません。
そんなときに女の子をうまくなだめられる、大人の対応ができるドライバーは、お店から重宝されるといえるでしょう。
キャバ嬢が送迎を利用する際は、出勤時に黒服に事前申告するのが基本ルールです。
黒服が送迎を利用する女の子の名前や住所、希望の送迎時間をリストにまとめて、ドライバーに渡します。
ドライバーはそのリストをしっかりチェックして、女の子を乗せ忘れたり、全然違う方向の女の子を同乗させてしまったりしないようにしなければいけません。
ただし、酔いつぶれたり急に体調を崩したりで、リストにない女の子を送迎しなければならない可能性もあります。
ドライバーはそのような事態にもスムーズに対応できるよう、常に余裕を持って仕事をすることが大切です。
お店によっては、送迎できる距離やエリアに制限がある場合があります。
実際に運転するのは送迎ドライバーなので、自分の働いているお店の送迎距離やエリアを把握しておかないと、知らずにルール違反を犯してしまうかもしれません。
また、送迎の最中に、目的地の変更を女の子からお願いされることがあります。
お店にもよりますが、送迎の基本ルールとして、女の子の自宅以外の場所に送る場合はお店への相談が必要となるケースもあるので、事前にきちんと確認しておきましょう。
女の子が送り先を変更してトラブルに巻き込まれた場合、ドライバーが責任を負わなければならない可能性があります。
そういったトラブルに巻き込まれないためにも、ルールをしっかりチェックしておきましょう。
キャバ嬢がお客さんとアフターをしたときは、ドライバーは送迎を行いません。
アフターは、あくまでも《キャバ嬢とお客さんがプライベートで行くもの》であって、お店は関与しないというのが前提だからです。
女の子から「アフター後に迎えに来て!」とワガママを言われるようなら、自分で判断せずにお店に相談するのがベストです。
キャバクラの送迎ドライバーの仕事は、お店が閉店した後、キャバ嬢が帰宅する時間に始まります。
キャバ嬢が退勤するまでは車の中で待機して、その間に送っていく女の子のリストをチェックしながら最適なルートを考えたり、女の子を迎える準備をしたりします。
送迎がスタートしたら、すべての女の子を自宅に送り届けるまでひたすら運転を続けるのが基本的な1日の流れです。
ただし、出勤する女の子は毎日違うため、毎日ルートが変わる点は覚悟しておきましょう。
また、送迎する女の子の人数によって、早めに終わることもあれば何往復もしなければならないこともあるため、終業時間もその日によって変わります。
終業時間は深夜2時から3時くらいが中心になると考えておくと良いでしょう。
キャバ嬢の送迎ドライバーには、覚えておくべき3つの心得があります。
この心得を理解していなければ、いつ仕事をクビにされてもおかしくありません。
長く仕事を続けたいのであれば、ここでご紹介する3つの心得を必ず頭に入れておいてください。
送迎中に「キャバ嬢と楽しくおしゃべりしたい」なんて考えている人は、送迎ドライバーには向いていません。
送迎ドライバーの仕事は、安全かつ迅速に女の子を自宅へ送ることです。
女の子とはあくまでも仕事上の関係であり、友達になる必要はありません。
そもそもキャバ嬢は、仕事終わりで疲れています。
送迎ドライバーと会話をするよりも、ゆっくり車内で休みたいのが本音でしょう。
女の子から話しかけられた場合は別ですが、必要のない会話は厳禁と考えておいて間違いありません。
当然、連絡先の交換も禁止です。
キャバ嬢を迅速に自宅まで送るには、最適なルートを選択できる土地勘や知識が必要になります。
自信がないのであれば、お店周辺を実際に走ってみて主要なルートを覚えるといった対策を講じましょう。
少なくとも、カーナビにあらかじめ女の子たちの自宅の住所を登録しておくくらいのことはしておくべきです。
少しでも早く帰りたい女の子は、ドライバーが道を間違えるとそれだけで不機嫌になってしまいます。
お店に「あのドライバーはダメ」なんて報告をされるとクビになる可能性もあるので、スムーズに送迎できるような努力は怠らないようにしましょう。
キャバ嬢の送迎には効率の良さが求められますが、効率だけが正解ではないのが難しいところです。
たとえば先輩キャバ嬢よりも後輩キャバ嬢の送りを優先したせいで、先輩キャバ嬢が不機嫌になるといったことが挙げられます。
そして、キャバ嬢同士の人間関係にも注意が必要です。
仲の悪い女の子同士がふたりきり、なんて状況になったら、車内の空気が気まずくなってしまいます。
このような状況を避けるためにも、出発する前に「こういう順番で送っていきますが、いいですか?」と確認しておきましょう。
問題があるなら順番を入れ替える指示をくれますし、最初に説明しておけば何か問題があっても納得済みなので、女の子が不機嫌になる可能性は少なくなります。
最後に、キャバクラの送迎ドライバーになりたい男性に向けて、ドライバーになるための注意点を2つご紹介します。
キャバクラの送迎ドライバーは基本的に自分の車で送迎を行います。
大きなキャバクラなら送迎用の車を所有しているかもしれませんが、そんなキャバクラはごく少数です。
また、複数のキャバ嬢を乗せるため、軽自動車やコンパクトカーなどの小さな車しか持っていない場合も採用を断られることがあります。
そして採用されたとしても、女の子が吐いてしまったりゴミを散らかしたりして、自分の車を汚される可能性があることは覚悟しておきましょう。
キャバクラの送迎ドライバーをするのであれば《普通自動車免許》は必須です。
タクシーや運転代行のように、お客さんを乗せる場合は普通第二種免許が必要になりますが、キャバ嬢の送迎はお客さんを乗せるのとは違うため、ドライバーは普通自動車免許さえ持っていれば問題ありません。
もちろん、AT限定免許でも大丈夫です◎
そして《ゴールド免許》なら、日頃から安全運転をしている優良ドライバーの証になるので、採用される確率が高まります。
キャバ嬢の送迎ドライバーは、ただ単に運転ができれば良いわけではありません。
安全運転はもちろん、女の子への気遣いや効率の良い送迎ルートを選べる知識なども必要になります。
また、車内でキャバ嬢と2人きりになったとしても、仲良くなろうとしたり口説こうとしたりするのはご法度です。
下心で送迎ドライバーになりたいと考えているのであれば、やめたほうが良いでしょう。
とはいえ、安全運転ができて気遣いができる人であれば、どなたでも送迎ドライバーとして活躍することは可能◎
キャバ嬢の送迎ドライバーは、深夜帯の短時間に効率よく稼げるので、副業にもピッタリですよ。
当記事を読んで送迎ドライバーの仕事にチャレンジしたいと思った人は『ジョブショコラ』で得意なエリアのキャバクラを探してみてくださいね。
ジョブショコラ編集部
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