ラウンジとは?黒服の仕事内容やキャバクラとの違いについて
目次
この記事をご覧のみなさんは、ラウンジがどのような場所か詳しくご存知でしょうか?
一見キャバクラと似ているようですが、お店の方向性や仕事内容などにいくつかの違いがあります。
そしてラウンジの黒服は、ナイトワークの中でも給与が高く稼ぎやすい職種として注目されています。
本記事では、ラウンジの概要やキャバクラとの違いに加え、ラウンジで働きたいとお考えの男性に向けて黒服の仕事内容を解説します。
黒服の仕事に興味がある人や転職を考えている人は、今後の仕事選びの参考にしていただければ幸いです。

ラウンジは《社交場》という意味を持つ、接待を伴う飲食店のことです。
お客さんとキャストが一緒に会話やお酒を楽しむのがメインで、大人数でワイワイ飲むというよりは、少人数でゆったりお酒や会話を楽しむお客さんが多いです。
店内はボックス席が中心ですが、中にはカウンターがあるお店もあります。
そして、高級ラウンジと呼ばれるお店では、一般的なラウンジよりも洗練されたサービスと、高級感を重視した上質な空間を提供していて、一つ一つの家具や装飾品にもこだわりを感じられます。
また、ラウンジは接待の場として使われることも多く、キャストはお酒を注いだり会話を盛り上げたりと、サポート役に徹することがあります。
《会員制ラウンジ》とは、限られたお客さんだけが利用できる特別な空間です。
入店するには紹介や会員登録が必要で、誰でも気軽に入れるお店ではないのが最大の特徴◎
店内は照明を落とし、シックで落ち着いたインテリアが中心です。
カウンターやボックス席もゆったりと配置され、騒がしさとは無縁の「静かで上品な時間」が流れます。
また、紹介制であるため、会員制ラウンジには信頼できる常連客が多く、トラブルが少ないうえ、芸能関係者や経営者など表に出るのを好まない人たちも通いやすい環境です。
お客さん同士もお互いにマナーを守るため、非常に落ち着いた空間が保たれています◎
《高級ラウンジ》とは、一般的にワンランク上の上質なサービスを提供するラウンジ業界の最上位クラスのお店です。
お客さんは接待や会食の場として利用することも多く、会話の内容も知的で落ち着いたものが中心。
マンツーマンではなく、複数のキャストが複数のお客さんを席で接客し、リラックスした雰囲気で会話を楽しむのが特徴です。
一見さんお断りの店も多く、長く信頼関係を築いているお客さんがほとんど。
お酒を飲みながらビジネスの話や文化・芸術などの話題に花を咲かせる、本物の大人の社交場といえます。

ラウンジとキャバクラは、接客スタイルや料金など、さまざまな面において違いがあります。
ここでは、ラウンジとキャバクラの違いを6つのポイントに分けて詳しくご紹介します。
ラウンジは、華やかさよりも落ち着いた雰囲気で会話とお酒を楽しむ「大人の社交空間」です。
お客さんを派手に盛り上げるというより、自然体でリラックスできる時間を提供することを目的としています。
一方キャバクラは、お客様を楽しませるエンターテインメント空間。
「お客さんを楽しませること」を最大の目的としており、キャストはお客様の隣に座り、お酒を作りながら、トークや明るい雰囲気で盛り上げます。
ラウンジは、賑やかさよりも居心地の良さを重視しているため、キャバクラのような派手さは控えめで、大人のための隠れ家的空間といえます。
ラウンジでは基本的に接客人数の決まりはありません。
ラウンジ嬢1人で何人かのお客さんを接客することもあれば、逆にラウンジ嬢数人で1人のお客さんを接客する場合もあります。
また、ラウンジにはお店全体でお客さんをもてなすというスタンスがあるため、特別感を与えられるようなホスピタリティの高い接客が重視されます。
一方キャバクラは、お客さんとキャストのマンツーマンの接客が基本です。
お客さんのお酒を作ったりタバコに火を付けたりと、会話以外の細やかな部分も1人でこなします。
ラウンジにおける女性スタッフは《ラウンジ嬢》と呼ばれ、ほとんどのお店が女性を《ゲスト》扱いしています。
一方で、キャバクラにおける女性スタッフはお店の従業員という位置づけで《キャスト》と呼ばれ、接客だけでなくドリンク作りやテーブル周りの管理も行います。
次に女性の年齢層ですが、ラウンジ嬢は18歳から35歳くらいが一般的で、お店のコンセプトによっては20歳以上限定だったり30歳以上しか採用していない場合があったりと、比較的幅広いのが特徴です。
そして、どのお店も落ち着いた雰囲気の女性やキレイめな女性が多く在籍しています。
一方で、エネルギッシュで明るい雰囲気を求められるキャバクラでは、20代の女性が中心となっています。
特に20代前半から後半までの女性が多く、お店のコンセプトや雰囲気によってさまざまなタイプのキャストがいるのが特徴です。
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ラウンジならではの特徴のひとつに《ママ》の存在があります。
ママはお店の顔として、お店全体の方向性を決める役割を担います。
そのため、ママのキャラクター性や考え方などが、お店のカラーに影響すると言っても過言ではなく、お店選びをする際はママとの相性も重要になるといえるでしょう。
一方で、キャバクラには《ママ》は存在せず、キャストはお店のルールに従って、それぞれのスタイルで接客を行います。
ラウンジの客層は、キャバクラよりも年齢層がやや高く、落ち着いた男性客が中心。
特に、会社経営者・医師・士業・大手企業幹部・政治関係者など、社会的地位の高いお客様が多い傾向があります。
癒しを目的とした来店が多く、騒がしい空間や営業感を嫌うお客様が多いです。
一方で、キャバクラに訪れるお客さんは、20代〜40代の男性が中心。
幅広い層に人気があり、サラリーマンや経営者/自営業/学生/夜職関係者まで、様々な人が来店します。
特に「気軽に飲みたい」「女の子と楽しく話したい」といった目的の人が多く、娯楽として利用されることが多いのが特徴です。
ラウンジには、一度指名したら永久指名となる《担当制(係制)》を採用するラウンジと、指名制度のないラウンジがあります。
ラウンジはお店全体でおもてなしをするスタイルであることから、指名に関するトラブルが起こりにくいのが特徴です。
一方で、個人プレーがメインのキャバクラでは、指名制度が導入されています。
指名には、お客さんが来店した際にあらかじめキャストを指名する《本指名》と、フリーで来店して店内で気に入ったキャストを指名する《場内指名》の2パターンがあります。
ラウンジ嬢の服装は、基本的に私服での勤務が可能とされています。
ワンピースやドレスなどの上品なキレイ目なスタイルが一般的で、上品な装いが求められます。
ヘアメイクも自然で上品なスタイルが重視され、セットは自身で行うことがほとんどです。
一方でキャバクラは、華やかで露出度の高いキャバドレスが基本で、お店から服装を指定される場合もあります。
また、ヘアメイクも華やかさが求められるため、専属のヘアメイクさんがセットしたり美容院でセットしてもらったりする場合が多いです。
ラウンジでは《チャージ制×フリータイム》という特徴的な料金システムが採用されていて、基本的には時間制ではありません。
チャージ代はお店によって異なりますが、5,000円〜20,000円程度が目安で、チャージ代とは別に追加で飲んだ分を支払う仕組みとなっています。
一方で、キャバクラは「時間制」を採用していて、利用時間ごとに5,000円〜8,000円ほどのセット料金が設定されています。
これに指名料やドリンク代、延長料金などが追加されるため、トータルの料金はさらに上がることになりますよ。

夜のお店を運営するうえで欠かせないのが《黒服(ボーイ)》です。
黒服の仕事内容は大きく分けて「ホール業務」と「管理業務」の2種類がありますが、キャバクラとラウンジで大きな違いはありません。
ここからは、黒服の具体的な仕事内容を6つのポイントに分けてご紹介します。
黒服の一日は、一般的な飲食店と同様に営業前の開店準備から始まります。
ラウンジ店内の清掃、テーブルのセッティング、おしぼりの準備、お酒や備品の在庫確認・発注、必要に応じて買い出しなど、その内容は多岐にわたります。
なかでも店内の清掃とテーブルセッティングは特に重要です。
これらが不十分だと、お客さんやラウンジ嬢の居心地の悪さに繋がってしまうため、丁寧に行う必要があります。
さらに、ラウンジ嬢の出欠確認や電話対応など、開店準備をしつつ他の業務も行わなければならないため、開店の2時間前には出勤している黒服もいるようです。
また、開店前にスタッフミーティングの時間を設けているお店もあり、その場合はさらに早い出勤時間となります。
営業中はウェイターといったホール業務がメインです。
まず、お客さんが来店したらエスコートをして、テーブルまでご案内します。
その後オーダーを取り、注文されたドリンクやフードを準備してお客さんの席まで運びます。
ラウンジでは、ラウンジ嬢は接客のみを担当し、黒服がその他の業務を行うことが多いです。
これはラウンジ嬢がゲストとして扱われるためで、ラウンジ嬢が接客に集中できる環境をつくるのも黒服の大切な役割となります。
そして、これらの業務はラウンジ嬢とお客さんの会話の妨げにならないよう、速やかに行う必要があります。
黒服の仕事はお客さんの信頼に直結するため、些細なことにまで気を配らなければなりません。
また、黒服としての経験を積むと、受付や会計など直接お客さんと関わる業務を行うこともあります。
女性(ラウンジ嬢)のサポートも、黒服の大切な仕事です。
ラウンジ嬢が困っている様子だったらさりげなくフォローに入り、いつでも最善の対応ができるよう準備しておく必要があります。
また、ラウンジ嬢のメンタルケアも黒服の重要な仕事の一つです。
売上やお客さんとの関係、人間関係などにストレスが溜まって、精神をすり減らしてしまうラウンジ嬢もいます。
ラウンジ嬢の精神的なケアを適切に行うためにも、日ごろからラウンジ嬢と良好な関係を築いておくと良いでしょう。
トラブル対応も黒服の代表的な仕事です。
お客様同士のトラブルや支払いに関するトラブル、迷惑行為への対応など、さまざまな場面で冷静な判断と迅速な対応が求められます。
暴れたお客さんへの対応や、酔いつぶれたお客さんを介抱してタクシーに乗せるなど、体力勝負な面もあるでしょう。
喧嘩の仲裁では危険な目に遭う場合もあるため、細心の注意と冷静な判断力が必要になります。
また、トイレの詰まりや故障、お客さんの嘔吐物の処理などもすべて黒服が行うべき業務です。
ラウンジ嬢やお客さん、お店自体に何かあったらすぐに駆けつけられるよう、常にお店全体を俯瞰で見られる広い視野と、何でもこなす精神力や対応力が必要になるといえるでしょう。
営業が終了したら、フロアの掃除や拭き上げ、トイレの清掃、テーブルの片づけやグラスの洗浄など、店内を隅々まで徹底的に綺麗にします。
そして、在庫管理やお酒の発注なども営業終了後や営業前に行います。
売上の管理は基本的に幹部クラスが行いますが、売り上げを伸ばす方法を考えるのは黒服の仕事です。
清掃や翌日の営業準備については、お店によって流れが異なりますので、メモを取りながらそのお店のやり方を覚えましょう!
ラウンジ嬢の送りは専門の《送りドライバー》が担当するのが一般的ですが、小規模なラウンジでは黒服が担当する場合もあります。
送りの時間帯は基本的に深夜となるため、より安全運転を心がけて慎重に女性を送り届けなければなりません。
また、複数のラウンジ嬢を送り届ける場合もあるため、効率の良いルートを把握してスムーズに運行するスキルも求められます。

ラウンジにおける黒服の給料は、雇用形態が正社員かアルバイトかで異なります。
そして、正社員の場合は役職やお店のグレード、エリアによっても給料に差が出ます。
まず、アルバイトの給料は、時給1,000円〜2,000円程度が相場です。
一般的なアルバイトの時給よりも高めに設定されているお店がほとんどで、経験を積み、できる業務が増えれば昇給させてくれるお店もあります。
正社員の給与は前述したとおり、役職やお店のグレード、エリアなどによって異なります。
| 役職 | 給料相場 |
| 黒服(正社員) | 月給25万円~30万円程度 |
| 黒服(中堅社員) | 月給30万円~40万円程度 |
| 黒服(幹部候補) | 月給40万円~50万円以上 |
正社員でも幹部や店長クラスになると月給は40万円〜となり、お店の売上やエリアによっては月給100万円前後になる場合も。
未経験でも頑張りや実力次第では重要なポストを目指せるため、努力のしがいがあるといえるでしょう。

ラウンジの黒服として働くには、いくつかのスキルが必要になります。
ラウンジ嬢やお客さんのニーズを瞬時に理解し対応できるスキルと、丁寧な言葉遣いや笑顔など、誰から見ても気持ちの良い接客ができるスキルは、黒服に欠かせない基本的なスキルです。
そして、お客さんはもちろん、他のスタッフとも良好な関係を築くことができるトークスキルも不可欠です。
特にラウンジの仕事はチームプレイなので、仲間との連携が重要になります。
自分のポジションとやるべきことを把握して協調性を持って臨むことや、周囲からの信頼を得るために積極的にコミュニケーションを取る姿勢も大切です。
また、嫌なことがあっても前向きに捉える姿勢や、プレッシャーやストレスにも冷静に対応できるスキルなども求められます。

ラウンジの黒服として働く一番のメリットは、やはり給与水準の高さでしょう。
また、給与水準が高い分、高度なコミュニケーションスキルや細やかな配慮が必要とされるため、接客スキルやマネジメントスキルを身につけられるのもメリットの一つです。
さまざまなタイプのお客さんやラウンジ嬢を相手にするため、真面目に長く働いていれば、おのずとスキルアップが期待できますよ。
なお、黒服はアルバイトの募集もあり、副業として働けるのもメリットです。
ラウンジの開店時間は基本的に20:00以降であるため、日中に本業や他の仕事をこなした後でも働けます。

ラウンジの黒服として働く際は、いくつかの注意点をおさえておく必要があります。
まず、お店で働くラウンジ嬢と男女の関係になるのはご法度です。
ラウンジはチームプレイなので、お店全体の風紀を乱す行為は固く禁止されています。
また、生活が昼夜逆転してしまったり、疲労やストレスで体調を崩したりしやすいため、体調管理も重要です。
加えて、ラウンジ嬢やお店の雰囲気に合わせ、自らの身だしなみも常に意識して整えておかなければなりません。
そして、お店によっては《罰金制度》を設けていて、遅刻やルール違反に対しペナルティが科される場合もあります。
給料が良い反面、大変なこともたくさんありますが、お客さんやラウンジ嬢に感謝される、満足感や達成感を得やすい仕事ともいえるでしょう。
ここからは、ラウンジの黒服(ボーイ)に関するよくある質問について解説していきます。
黒服(ボーイ)は、ラウンジの裏方としてお客様とキャストのサポートを行うスタッフを指します。
主な業務は以下の通りです。
・お客様のご案内
・ドリンク作り・提供
・キャストのサポート
・店内の清掃・整理整頓
・お会計・伝票管理
・送迎の手配
ラウンジでは派手なアピールは少なく、落ち着いた丁寧なサポートが求められます。
はい、未経験でも問題ありません。
黒服は接客の補助や裏方業務が中心のため、やる気と丁寧さがあれば誰でも始められます。
多くのラウンジでは新人教育がしっかりしており、先輩スタッフがマンツーマンで仕事を教えてくれますよ。
最初はお客様と接する機会も少なめで、段階を踏んで慣れていける環境が整っているんです。
黒服は店のイメージを保つために、基本的に黒系のスーツやシャツ、ネクタイを着用します。
靴やベルトも黒で統一されることが多く、清潔感が重要です。
髪型やヒゲも整えていることが基本で、身だしなみは仕事の一部として見られます。
ラウンジは落ち着いた空間での接客が中心のため、キャバクラの黒服とは求められるスキルや対応も少し異なります。
そのため、面接では《丁寧さ・協調性・気配り》を中心に質問されることが多いです。
・自己紹介をしてください
・接客経験はありますか?
・勤務可能な曜日や時間は?
・夜職で働くことに抵抗はありませんか?
・チームで働くのは得意ですか?
面接に向けて事前に質問内容と回答例を把握し、落ち着いて自然に答えられる準備をしておくことで、自信を持って面接に臨むことができます◎
今回は《ラウンジとはどんなお店なのか》《ラウンジとキャバクラとの違い》《ラウンジにおける黒服(ボーイ)の仕事内容》などをご紹介しました。
ラウンジとキャバクラは似ているイメージがありますが、実際は、お店の雰囲気から接客方法、キャストの年齢や服装まで、さまざまな違いがあります。
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ラウンジの黒服は大変なことも多いですが、給与水準が高く学べることが豊富で、何よりもやりがいを感じやすい仕事です。
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