ニュークラブ(ニュークラ)とは?キャバクラとの違いは?黒服の仕事内容についても解説
目次
さまざまなお店がひしめき合う夜の世界ですが、その中に『ニュークラブ』と呼ばれる業種があるのをご存知でしょうか?
ニュークラブはキャバクラと似ているイメージがありますが、実際はいくつかの違いがあります。
今回はニュークラブについて、キャバクラとの違いやニュークラブにおける黒服の仕事内容、採用基準や黒服として働くメリットなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください◎

ニュークラブとは、キャストがお客さんの隣に座り、会話をしたりお酒を飲んだりする夜のお店のことで《ニュークラ》とも呼ばれています。
ニュークラブはキャバクラと似ていますが、お店の意味合いが異なります。
キャバクラは《キャバレー》と《クラブ》を合わせた名称で、クラブよりも高級感があってキャバレーよりも手軽に楽しめるお店です。
一方で、ニュークラブはキャバクラがベースではありますが、より上質なサービスや雰囲気を楽しめます。
ただし、このニュークラブという呼び方には明確な定義はありません。
一般的なキャバクラとの違いを明確にするために、高級キャバクラのことをニュークラブと呼ぶ場合が多いようです。
北海道のすすきのでは、一般的に《キャバクラ》と呼ばれているお店のことを『ニュークラブ』と呼びます。
このような独特な呼び方をするようになったのは、夜の世界におけるすすきのの歴史が関係しています。
すすきのでは、一般的なキャバクラとして営業するお店のことを最初から『ニュークラブ』と呼んでいて、その後にセクシーなサービスを提供するお店を《キャバクラ》と呼ぶようになりました。
つまり、すすきのにおける《キャバクラ》は、他の地域での《セクキャバ》と同じ意味合いになります。
ちょっとややこしいですが、すすきので黒服として働きたいと考えている人は呼び方に注意してくださいね。

ニュークラブで働く女性のことを《ニュークラ嬢》と呼びます。
ニュークラ嬢の基本的な業務は、キャバクラと同様にお客さんの隣に座って接客をすることです。
お酒を作りながら会話をして、お客さんに特別な時間を提供するのが主な役割となります。
ニュークラブは高級感があるのが特徴なので、働く女性にも、立ち振る舞いや言葉遣い、会話の内容にいたるまで質の高さが求められます。
ニュークラブでは、常に上質なサービスを提供するためのプロ意識と気遣いが必要になるといえるでしょう。

ニュークラブとキャバクラには、お店の雰囲気や女性キャストの年齢層、料金や客層などに違いがあります。
ここでは、具体的にどのような違いがあるのかを、それぞれのポイントにわけて詳しくご紹介します。
ニュークラブとキャバクラはコンセプトやターゲット層の違いから、お店の雰囲気に差があります。
まず、ニュークラブは煌びやかな内装やこだわりを感じさせる家具・装飾・照明など、高級感を重視した空間になっています。
一方で、キャバクラはニュークラブよりも親しみやすい雰囲気で、活気のある空間が特徴です。
ニュークラブとキャバクラは働く女性の年齢にも差があります。
高級感を重視するニュークラブでは、20代後半から30代のキレイめなお姉さんキャストが中心です。
高級感のある雰囲気やコンセプトに合う洗練された接客が求められるため、プロ意識の高い、落ち着いた大人の女性が採用されやすい傾向にあります。
一方で、キャバクラは、若くてキラキラとした18歳から20代前半のキャストが中心となります。
明るく賑やかな雰囲気に合わせて、ヘアメイクやドレスも若さを活かした華やかなスタイルの女性が多いです。
ニュークラブは一般的なキャバクラよりも料金が高めに設定されています。
時間制を採用しているニュークラブの場合、1セット60分の料金が10,000円から12,000円程度で、これに指名料やキャストドリンク代などが別途かかります。
キャバクラの場合は1セット60分で5,000円から8,000円程度なので、ニュークラブよりも気軽に楽しめるといえるでしょう。
これらの差は、お店の雰囲気やサービスの違いなどからきています。
高いお金を出してでも質の良いサービスを受けたい人や、良い雰囲気の中でゆったりと過ごしたい人には、ニュークラブのほうが向いているといえます。
ニュークラブとキャバクラでは客層にも違いがあります。
質の高いサービスを提供するニュークラブは、ハイクラス層が中心です。
単価が高いこともあり、社長や役員、経営者といった社会的地位のある人や、名の知れた芸能人などが来店する場合もあります。
また、ステータスだけでなく、年齢層もニュークラブのほうが高めです。
そして、キャバクラの客層は、サラリーマンや若者が中心となっています。
価格設定が低めかつ、賑やかな雰囲気の中で気軽に楽しめるため、さまざまな層が利用しています。

ニュークラブとラウンジは、どちらも女性がお客さんの隣に座って接客する夜のお店です。
両者の最も大きな違いは、ラウンジにはお店全体を仕切る《ママ》が存在するという点でしょう。
また、ラウンジの接客は複数接客が基本で、1人のお客さんに複数のキャストがつくこともあります。
お店のコンセプトや客層に大きな違いはありませんが、ラウンジは複数接客であることと、指名ノルマがないお店が多いことから、ギスギスした感じがなくみんなで楽しむといった雰囲気があります。
ラウンジはニュークラブよりもさらに落ち着いた雰囲気があり、余裕のあるお客さんが多いのも特徴です。

ニュークラブで働く黒服は、開店前から閉店後までさまざまな業務を行います。
表から見える仕事だけでなく、お店や女性を支える裏方としての業務も広く担当します。
ここからは、ニュークラブの黒服の具体的な仕事内容について詳しくご紹介いたします。
ニュークラブの黒服は、開店の約2時間前には出勤して必要な準備を行います。
キャストが出勤する前までに、店内の清掃を済ませ、おしぼりの準備や買い出しや備品の在庫確認、グラスのセッティングまで一通りのことをこなします。
また、万全の状態でお客さんをお迎えできるように、細かなところまで入念にチェックしなければなりません。
これらに不備があると、お客さんの不快感に繋がり信頼を失ってしまいます。
目に見えるテーブルセッティングはもちろん、ぱっと見では誰も気づかないような埃や、トイレの清掃も怠らず完璧に仕上げることが大切です。
お店が開店したら営業中の業務に移行します。
営業中は、以下でご紹介する業務をメインに行います。
ホールにおける黒服の役割は、お客さんが快適に過ごせる空間と、キャストが接客に集中できる環境を整えることです。
具体的にはまず、来店したお客さんをエスコートして、テーブルまで案内します。
その後は、オーダーを取ったりドリンクやフードをテーブルまで運んだりすることがメインになりますが、お店によっては黒服がお酒を作ることもあります。
また、灰皿交換や吸い殻の回収、洗浄も黒服の仕事です。
ホール業務は単純作業に思えますが、常にお店全体に気を配り、素早く適切なタイミングで行うことが求められるため、広い視野と仕事の丁寧さが必要になります。
キャストに対して的確な指示を出すのも黒服の大切な仕事です。
どのお客さんにどのキャストを配置するか、交代のタイミングをいつにするかなど、状況を見ながら判断して指示出しすることを《付け回し》と呼びます。
《付け回し》は円滑にお店を回すための重要な要素で、お店の売り上げにもつながるため、黒服の中でもベテランが担当することが多い業務です。
お客さんの要望とキャストの性格や特徴をよく理解したうえで、各テーブルの雰囲気を把握して適切に采配できる観察力や目利きも重要になるといえるでしょう。
また、お客さんの対応でキャストが困っていたら、さりげなくフォローに入ることも求められるため、さまざまなところへ意識を集中させる視野の広さも必要です。
ニュークラブでも、他の接客業と同じようにトラブルが起こる可能性があります。
お客さん同士のトラブルやお客さんとキャストとのトラブル、支払いに関するトラブルや迷惑行為など、さまざまな予期せぬことが起こります。
そして黒服は、どんなトラブルが起こった場合でも、冷静に対処しなければいけません。
泥酔したお客さんの介抱や退店までのサポート、嘔吐物の処理といった誰もやりたくないようなことも率先してやるのが黒服です。
時には危険な思いをするリスクもありますが、キャストとお客さんの安全を第一に考えて行動することが求められます。
店内の秩序を保つため、柔軟な対応力と毅然とした態度を持って、スマートな対応を心がけましょう。
営業が終わったら、閉店作業と翌日の開店準備を行います。
店内やトイレの清掃、食器やグラスの洗浄、片付けなども黒服の仕事です。
また、翌日の営業に支障をきたさないよう、開店前と同じように商品や備品の在庫確認も行います。
黒服の経験を重ねていくと、売上や経費の管理、キャストの出勤管理といった、より責任のある業務を任されることもあるでしょう。
さらに、送りドライバーを雇っていないお店では、黒服がキャストの送りを行う場合もあります。
キャストを安全第一に送り届ける必要があるので、ある程度の運転技術が必要な業務です。
ある程度慣れてくれば、効率的なルートを選択するスキルも身に付くので、時間管理能力の向上にもつながります。

ニュークラブで働く黒服の採用基準は、他のナイトワークと比べると厳しめです。
これは、高級感のあるニュークラブの雰囲気に合うような、洗練された接客スキルや清潔感が黒服に求められるからです。
接客の際は、常に頭の先からつま先まで意識した立ち振る舞い、知的で配慮のあるコミュニケーション能力などが必要になります。
また、些細なことにも気がつける広い視野や、問題があった際にすぐに対応できる行動力や判断力など、ニュークラブの黒服に求められることはどれも基準が高めです。
そのため、経験者が優遇されやすい面はありますが、初心者が全く採用されないかといえばそうではありません。
面接の際は、良い印象を与えられるような身なりや立ち振る舞いを意識して、やる気や熱意をアピールできれば採用されることは十分可能です。

ニュークラブの黒服の仕事内容は、キャバクラやラウンジの黒服と基本的には変わりません。
最後に、夜の世界で黒服として働くメリットを3つにわけてご紹介します。
黒服は、仕事を通してさまざまなキャストやお客さんと関わります。
業務中は相手への気配りや適切なコミュニケーション能力などが求められるため、自然と高度な接客スキルを身につけることが可能です。
初めてのお客さんから常連のお客さん、時には泥酔したり暴れたりするお客さんまで、一般職では経験できないような経験もできますよ。
また、キャストへのフォローや悩み相談、他の黒服との連携を通じて勉強になることも数多くあるでしょう。
日常的なことから予期せぬトラブルまでさまざまな状況を体験し、学びながら業務をこなしていくため、おのずとハイレベルな対人能力が身につきます。
そして、黒服の業務で培った接客スキルやトラブル対応力は、今後、他の仕事に就いたときにも活かすことができるでしょう。
黒服は20時前後からの夜間勤務が基本なので、大学生や本業のある人が副業として働くことも可能です。
また、黒服は一般的な仕事よりも時給が高い傾向にあるため、効率の良い副業を探している人にもうってつけといえます。
アルバイトでも本人の努力と実力次第では時給アップが目指せますし、勉強になることも多いため、やりがいも十分です。
特に夜遅くまで活動できる体力がある人や、人と関わることが好きな人、向上心のある人にとっては魅力的な仕事といえるでしょう。
黒服は採用基準が高いと前述しましたが、学歴や特別なスキルは求められないことがほとんどです。
一般的な仕事では、一定の学歴や前職の経歴などが重視される傾向にあり、それらがキャリアや待遇に大きく影響することも多いです。
しかし、黒服の場合は、真摯な姿勢やコミュニケーション能力、お店への貢献度などが評価されるため、学歴はほとんど関係ありません。
たとえ高卒でも、努力をして評価されれば幹部や店長といった役職に就くことも十分可能です。
このように、自身の頑張りや実力次第で上を目指すことができ、高収入を狙えるのが、黒服として働く最大のメリットといえるでしょう。
年功序列ではなく純粋に実力で評価される仕事は中々ありません。
キャリアアップを目指したい人や自分の力を試したい人にも、黒服は最適な仕事といえますよ◎
今回は、ニュークラブについてご紹介しました。
ニュークラブは高級感を意識した、質の高いサービスを提供するお店なので、黒服の採用基準や求められるスキルも高めです。
しかし、その分しっかりと稼ぐことができますし、メリットや勉強になることもたくさんあります。
また、学歴に関係なく、自分の努力次第でキャリアアップも狙えます。
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