本指名とは?場内指名との違いや黒服(ボーイ)が知っておくべきポイントを解説
目次
ナイトワーク業界でよく耳にする『本指名』と『場内指名』。
どちらもキャストの収入や評価に大きく関わる制度ですが、実は黒服(ボーイ)にとっても無関係ではありません。
お客さんの満足度やお店の売上、キャストのモチベーションを左右する部分なので、仕組みを正しく理解することが大切です。
この記事では『本指名』と『場内指名』の違いや意味をわかりやすく解説しながら、黒服として信頼される立ち回り方やサポートのコツをご紹介します。
黒服として働き始めたばかりの人や、これから黒服を目指しているという人は、ぜひ参考にしてください!

キャバクラやラウンジなどの夜のお店には、キャストの指名方法として『本指名』と『場内指名』の2つの方法があります。
どちらもキャストにとって、売上や人気に関わる大事な制度です。
ここでは、黒服(ボーイ)として知っておくべき、それぞれの違いや仕組みについてご紹介します。
本指名は、お客さんが来店した際に「〇〇ちゃん指名で」と女の子を指定して入店する指名方法です。
例えば、一度フリーで来店したお客さんが「また〇〇ちゃんと話したいな」と思って次の来店時に指名してくれたら、それが『本指名』になります。
本指名されたキャストは、指名してくれたお客さんが帰るまでそのお客さんの席につくのが基本です(複数の指名がある場合は交代しながら接客)。
本指名をもらうと、キャストはセットの時間を優先的に担当できるうえ、指名料・ドリンク・ボトル・売上バックなど、収入面のプラスも期待できます◎
そして黒服には、席の調整や指名被りのケア、延長の誘導など、キャストの本指名をサポートする役割が生じます。
場内指名は、フリーで来店したお客さんが「この子ともう少し話したい」と思ったときに、その場で指名する指名方法です。
例えば、席についたキャストの接客が気に入って「場内つけて」と指名することもありますし、店内を歩くキャストに一目惚れして「あの子と話してみたい」と場内指名が入ることもあります。
本指名よりバックは少ない傾向にありますが、本指名につながるチャンスなので、キャストにとってもお店にとっても大切な指名です。
また、場内指名が多いキャストほど、本指名に発展する可能性も高くなります◎
そして黒服には、お客さんの反応を観察して適切なキャストをつけたり、場内につながりそうなタイミングを見極めて声かけをしたりすることが求められます。

本指名を増やすためには、キャストの頑張りだけでなく、黒服のサポートや立ち回り方も大きなポイントになります。
お店の売上やスタッフの評価にもつながるからこそ『本指名』の仕組みや価値を正しく理解しておくことが大切です。
ここでは、本指名の重要性について、3つのポイントに分けてご紹介します!
本指名のお客さんは「〇〇ちゃんに会いたくて来た」という明確な目的があるため、ドリンクやボトルの注文、セットの延長など、使ってくれる金額が大きくなりがちです。
つまり本指名が増えることで、1人あたりの売上=客単価が高くなりやすいといえます。
また、本指名のお客さんは来店頻度が安定している人が多いため、本指名が増えることでキャストは指名バックや売上バックなどが期待でき、安定収入が見込めます。
収入が安定すれば、仕事への意欲や接客の質も自然と向上し、さらにリピーターが増えるという好循環に◎
黒服としては、こうした流れを理解してキャストが本指名を取りやすい環境を整えることが、お店全体の売上アップにつながります。
本指名の数は黒服(ボーイ)の評価にも影響します。
例えばキャバクラでは、黒服(ボーイ)がキャストの管理を担当制で任されることが多いです。
担当のキャストがたくさん本指名を取れば《このキャストを支えている黒服は売り上げに貢献できる人材》と認められ、評価アップが期待できます。
これは、お客さんに対して的確なキャストを提案できる《目利き力》や、指名被りの調整、キャストの営業活動を支える気配りなど、黒服の立ち回りが本指名の獲得に大きく影響するためです。
お店にもよりますが、担当キャストの実績が黒服の昇給や昇格の判断材料にもなり、店長やマネージャーといった上位ポジションへのステップアップにもつながります。
黒服としてキャストの成長を支えることは、自分自身のキャリアアップにも直結する、大きなやりがいのある仕事といえるでしょう。
一度だけの接客でなく、何度も通ってもらえる関係を築けるのが『本指名』の大きな特徴です。
本指名をくれるお客さんは、キャストとの会話や雰囲気に信頼や親しみを感じてまた来店してくれる人が多く、自然と常連になりやすいです。
常連さんが増えるとキャストも働きやすくなって、売上も安定していくため、お店にとってもキャストにとっても貴重な存在であるといえます。
そして黒服には、せっかく築いた信頼関係を壊さないよう、キャストが働きやすいようにサポートしたり、お客さんが快適に過ごせるように気を配ったりすることが求められます。
お客さんとの良い関係が増えていくことで、お店の雰囲気にも落ち着きが出て、お店全体の安定にもつながりますよ。
お客さんが「また来たい」と思う理由につながるのが、本指名の力です。
接客を受けて楽しいと感じてもらうことができれば、次の来店の際も「やっぱりこの子がいいな」と指名してくれるようになり、そこからリピーターが育っていきます。
リピーターはお店にとっても心強い存在で、継続して来店してくれるだけでなく、ドリンクやボトルなどの注文が増えたり、SNSでお店を紹介してくれたりすることも◎
黒服としては、そうした関係を大切に育てていけるようにキャストの魅力を引き出しながら、居心地の良い空間をつくっていくことが大切です。

キャストが本指名を増やしていくためには、キャスト本人の営業努力だけでなく、黒服のサポートも欠かせません!
ここでは、実際に現場で活躍する先輩黒服たちが実践している《指名につながるサポート術》を具体的にご紹介します。
お客さんが来店する前に名前や好み、飲んでいたお酒、前回どんな話をしたかなどの情報をキャストに伝えておくと会話が弾み、お客さんも「覚えてくれてたんだ」と嬉しくなるものです◎
例えば「前回はウイスキーの水割りを飲んでたよね?」「仕事忙しい時期って言ってたけど大丈夫?」といった何気ない情報でも、キャストにとっては接客のヒントになります。
黒服が日ごろのやりとりの中で拾った情報をメモしておき、出勤前にキャストに共有するだけでも、印象に残る接客につながりやすくなりますよ。
ちょっとしたことの積み重ねが「またこのお店に来たい」と思ってもらえる接客につながります。
営業が得意なキャストは、本指名が増えやすい傾向にあります。
黒服としては、SNSやLINEの送り方、会話のコツなどを日ごろから少しずつでもアドバイスできると理想的です◎
例えば「LINEは長すぎず、返信しやすい文章にするといいよ」「インスタにはお店の雰囲気が伝わる写真を投稿すると興味を持ってもらいやすいかも」など、すぐに使えるアドバイスをするとキャストも実践しやすいでしょう。
ただし、営業スタイルにも個性があるので、キャスト一人ひとりに合った方法を一緒に見つけていくことが大切です。
営業が苦手な子には、まずは名刺の渡し方から丁寧に教えてあげましょう。
一緒に成長していく気持ちを持って支えていくのが、キャストへの一番のサポートになりますよ。
キャストをどの席に《付けるか》《回すか》を考える《付け回し》は、キャストが指名客を獲得するための重要な要素です。
また、同じ時間に2人のお客さんが同じキャストを指名する《指名被り》が発生した際は、席をできるだけ離したり移動のタイミングをずらしたりして、お客さん同士が気まずくならないように配慮します。
そして、キャストが席を離れた後のフォローも重要です◎
「お飲み物いかがですか?」と声をかけたり、ヘルプキャストの交代を早めたりすることで、お客さんの不満を和らげることができます。
こうした細やかな気遣いがクレームを防ぎ、次の来店にもつながります。
付け回しはお店全体の空気を整える仕事であるため、経験を重ねながら観察力と判断力を磨いていくことが大切です!
フリーのお客さんが来店したときに《どのキャストをつけるか》は黒服の腕の見せどころです。
にぎやかに飲みたいタイプのお客さんには盛り上げ上手なキャストを、落ち着いて話したいお客さんには聞き上手なキャストを案内するなど、お客さんの雰囲気や話し方から好みを見極めます。
加えて、初めての来店か常連か、どんな話題に反応しているかなども重要なチェックポイントです◎
お客さんの表情やしぐさをよく観察することが、満足度の高い接客につながります。
また、それに伴って、キャストの個性を把握しておくことも大切です!
お客さんとキャストの相性を見極めてマッチングができるようになると、指名につながるチャンスも増えていきますよ。
お店の売上を伸ばすうえで、お金を使ってくれるお客さんを見極める力は、黒服にとって大切なスキルのひとつです。
身につけている時計や靴、スーツの質感などから生活レベルをさりげなくチェックしたり、支払いの仕方や注文のペースから金銭感覚を読み取ったりといった観察力が求められます◎
そして、団体で来店したお客さんの場合は、誰が会計をしているか、誰が中心となっているかなどもヒントになります。
お金を使ってくれるお客さんに対しては、延長率の高いキャストや盛り上げ上手な子をタイミングよくつけることで、自然と追加注文や延長につながることも。
お客さんの懐具合だけでなく、好みやテンションも見ながらキャストとの相性を考えて案内できると、さらなる売上アップにもつながるでしょう。
キャストが本指名を増やしていくには、日々の目標をしっかりと意識してもらうことが大切です。
とはいえ、ただ「ノルマを達成して」と伝えるだけではプレッシャーになってしまうことも考えられるため、キャストの性格やペースに合わせて、やる気を引き出す声かけやサポートを心がけると良いでしょう。
例えば、月初に「今月は何本目指す?」といったようにキャストと一緒になって目標を立てたり、週ごとに進捗を確認して「あと少しで達成できそうだね」と励ましたりすると、キャストも無理なく頑張れます。
そしてノルマを設定する際は数字だけでなく、どのお客さんにアプローチするか、どんな営業をしていくかを一緒に考えるのも効果的です。
ノルマは《追い込むもの》ではなく《一緒に達成していくもの》と捉えると良いでしょう。
キャストが前向きに取り組めるような関わり方が、黒服としての信頼にもつながります。
イベントは、お客さんに「遊びに行ってみようかな」と思ってもらえるきっかけになります。
特に、キャストの誕生日や入店周年などの特別な日は、本指名のお客さんが来店する後押しになりやすいです。
黒服は、イベントの内容や日程を早めに決めて、キャストと一緒にイベントの準備を行いましょう。
近隣店舗とイベントの日程がかぶらないように調整したり、SNSやLINEで告知するタイミングを考えたりと、裏方の工夫がイベントの成功を支えます。
そしてイベント当日は《本指名◯件達成で特典あり》といった、キャストのやる気につながる仕掛けを用意するのもおすすめです。
お客さん・キャスト・お店、それぞれにとってプラスになるイベントづくりを意識すると良いでしょう。
せっかく本指名のお客さんが来店しても、キャストが出勤していなければチャンスを逃してしまいます。
そのような状況にならないように、キャストの出勤状況をきちんと把握して、お客さんの来店タイミングとすり合わせておくことも黒服の重要な仕事のひとつです。
常連のお客さんが「今週の金曜に行くかも」と言っていたら、その情報をキャストに共有して出勤を調整したり、逆にキャストが休みたい日があれば、事前にお客さんへ連絡を入れるよう促したりと、細かな連携が信頼につながります。
そして急な来店にも対応できるよう、キャストと日ごろから連絡を取り合い、無理のない範囲で《呼べる体制》を整えておくのもポイントです。
出勤管理は売上だけでなく、お客さんとの良好な関係性を保つうえでも大切なポイントといえるでしょう。
お客さんの名前や来店履歴、好きなお酒や話題などを覚えておくことは、次の指名につながる大切なポイントです。
「前回はハイボールを3杯飲んでいた」「〇〇ちゃんの話で笑っていた」など、ちょっとした情報でもキャストに伝えると接客の質がぐっと上がります。
黒服は、お客さんの情報をメモに残したり、キャストと共有できるノートやカレンダーを活用したりして、キャストと連携してお客さんを管理することが大切です◎
また、他店に行っていた情報や最近の仕事の様子なども雑談の中から拾っておくと、キャストが営業LINEを送るときのネタにもなります。
お客さんに「自分のことをちゃんと見てくれている」と感じてもらえるような管理を心がけることが、継続的な指名につながっていくでしょう。
本指名と場内指名は、夜のお店の売上を支える重要なシステムです。
指名を獲得するにはキャストの努力だけでなく、黒服のサポートや気配りも欠かせません。
お客さんの気持ちに寄り添い、キャストが営業しやすい環境を整えることができれば、信頼される黒服としてお店での存在感も自然と大きくなっていきます◎
そして、担当キャストの本指名獲得は自身の評価にも繋がるため、昇給や昇進も目指せるでしょう。
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