キャバクラのおしぼりはどう使う?黒服が知っておくべきマナーや種類を解説
目次
キャバクラにおいて、お客さんが手にするおしぼりは単なる手拭きではありません。
お店全体のサービスレベルを象徴する重要なツールであり、ホスピタリティの象徴です。
そのため「たかがおしぼりでしょ?」と軽く見る黒服に一流の接客はできません。
お客さんは、おしぼりの温度や清潔感、渡すタイミングやマナーといった点に黒服の心遣いを感じ取ります。
当記事では、キャバクラにおけるおしぼりについて、最高の心地よさを提供するための《冷・温・乾》の使い分け、適切な提供と交換のタイミング、お客さんにおしぼりを渡す際のマナーや畳み方まで詳しく解説します。
この記事を読んで、おしぼりに関する基本的な知識とワンランク上の気配りを身につけて、お客さんに最高のおもてなしを提供しましょう!
一般の飲食店では使い捨てが主流の現代でも、ほとんどのキャバクラが《布おしぼり》を採用しています。
これは布おしぼりが単なる慣習でなく、高品質な心地よい空間とレベルの高いホスピタリティを提供するために欠かせない要素だからです。
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【キャバクラが布おしぼりを使用する主な理由】 (2)細やかな気配りの提供:布は《あつしぼ(温)》や《ひやしぼ(冷)》のように温度を自在に調節できるため、季節やお客さんの状態に合わせた細やかな気配りを提供できます。 (3)心地よい肌触り:柔らかい布の質感が紙にはない快適さと満足感を提供します。
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このように、布おしぼりは単なる手拭きではなく、キャバクラのホスピタリティ精神の核となる重要なツールといえるのです。
キャバクラで使われるおしぼりは主に4種類あります。
4種類のおしぼりの基本を理解し、お客さんの状態や季節に応じたおしぼりを提供することは、黒服としての評価にも繋がる重要なポイントです。
ここでは、それぞれのおしぼりの特徴と使い方を解説します。
《ぬれしぼ》とは、常温または温かさを感じる程度に濡れた、キャバクラでは最も標準的なおしぼりです。
使用頻度が高いこともあり、キャバクラでは《おしぼり=ぬれしぼ》として扱われる傾向にあります。
主な使用シーンは、お客さんの来店・着席直後。
最初に提供することで、お客さんの手を清潔にし、リラックスさせる効果があります。
また、食事の前後やお客さんがお手洗いから戻った際に、新しいぬれしぼを差し出すのは基本中の基本です。
黒服は、おしぼりの状態とお客さんの様子を常にチェックして、最適なタイミングで交換することが求められます。
《つめしぼ》は、冷蔵庫で冷やした冷たいおしぼりのことです。
夏の暑い時期やお客さんの体調を気遣う場面で活躍する、ホスピタリティの高いおしぼりでもあります。
主な使用シーンは、暑い季節の来店時や酔い覚ましのときなどです。
つめしぼを顔や首筋に当てることで、リフレッシュやクールダウンの効果が期待できます。
また、季節を問わず汗をかいているお客さんにおしぼりを提供すると、気配り上手な黒服と思われやすくなるのでおすすめです◎
《あつしぼ》は、温かいおしぼりのことです。
体温よりもやや高い温度で提供することで、お客さんにリラックス効果を与えられます。
主な使用シーンは、寒い季節の来店時やお客さんが疲れているときなど。
冷えた手を温めるのはもちろん、目元や首筋をほぐしてリフレッシュを促します。
ただし、熱すぎるとやけどの危険があるため、提供前に温度確認を十分に行う必要があります。
《かわしぼ》は乾いた状態のおしぼりのことで、主に清掃用として使われます。
かわしぼは閉店後に店内でぬれしぼを広げ、カラッカラにして作ります。
使用シーンのほとんどは、ソファやテーブル、備品などに飲み物をこぼした際の緊急対応です。
特にアルコールはシミになりやすいため、速やかに拭き取らねばなりません。
そして、すぐに使えるよう、ある程度ストックしておくことも必要です。
ただし、かわしぼはあくまでも清掃用で、お客さんの服についた汚れや水滴を拭くことはマナー違反とするお店もあるので注意しましょう。
キャバクラの黒服がお客さんにおしぼりを渡すタイミングは、心遣いを示す重要なポイントです。
ここでは、おしぼりを渡す最適なタイミングを4つご紹介します。
お客さんを席に案内し、着席したときがおしぼりを渡す最初のタイミングです。
ここでは、お客さんにリラックスしてもらうために《ぬれしぼ》または《あつしぼ》を渡します。
どちらを渡すかは季節に応じて決めましょう。
渡すときはおしぼりを広げて、両手で丁寧に差し出すのがマナーです。
ただし、お店によってはお客さんの横に座ったキャバ嬢が、黒服から受け取ったおしぼりをお客さんに手渡しするケースもあります。
これは、お客さんとキャバ嬢の最初の接点にもなるので、黒服はお店の方針に従うことが大切です。
キャバ嬢からハンドサインがあったときも黒服がおしぼりを渡すタイミングです。
ハンドサインは迅速かつ的確に意思を伝えられる、キャバクラにおいて常用されている手段です。
話し声や店内BGMなどで声が届かない場合や、キャバ嬢がお客さんとの会話を中断せずにおしぼりを持ってきてもらいたい場合に使われます。
おしぼりに関するハンドサインは主に2つあり、両手をグーにして雑巾を絞るような動作をしたときは《ぬれしぼ》、両手の爪先を合わせた動作をしたときは《つめしぼ》を持ってきてというサインになります。
これらのサインがキャバ嬢から出された際は見逃さず、迅速な対応を心がけることが大切です。
キャバクラのハンドサイン完全ガイド|黒服(ボーイ)ならだれもが知っておくべき意味や使い方を解説!
お客さんがドリンクをこぼしたときは《ぬれしぼ》または《かわしぼ》を使い分けて対処します。
まず、かわしぼでこぼれたドリンクを素早く吸い取り、次にぬれしぼでべたつきや汚れをきれいに拭き取ります。
この際、お客さんの服を拭くときとテーブルを拭くときは別のおしぼりを使うのがマナーなので注意が必要です。
的確に使い分けて対応することで、お客さんの不快感を最小限に抑えることができますよ。
キャバクラでは、お客さんがお手洗いから戻ったときに新しいおしぼりを渡すのがマナーです。
黒服はお手洗いの扉付近で待機して、お客さんが出てきたタイミングでおしぼりを広げて手渡します。
ただし、お店によってはテーブルについているキャバ嬢がお客さんにおしぼりを渡すケースも。
また、おしぼりの種類(温かい・冷たい)は季節やお客さんの状態に応じて臨機応変に対応することが大切です。
黒服がお客さんにおしぼりを渡す際は、広げた状態で手渡すのがマナーです。
丸まったまま渡すと雑な印象になり、せっかくの楽しい気分を台なしにしてしまうこともあるので注意しましょう。
すべて広げるか二つ折りの状態にして両手で手渡しすることで、お客さんへの丁寧な心遣いが伝わって印象が良くなります。
そして、二つ折りの場合はお客さんがスムーズに受け取れるよう、おしぼりの折り目(輪になっているほう)をお客さん側に向けて差し出すのもポイントです。
また、あつしぼを渡すときはお客さんがやけどをしないよう、やや温かさを感じるくらいの温度にしてから渡してくださいね。
さらに、おしぼりを渡す際は、お客さんの目を見ながら笑顔で「どうぞお使いください」のひと言を添えられるとベストです◎
黒服は、キャバ嬢が接客中におしぼりを畳む意味を理解しておく必要があります。
特に基本となる三角折りと四角折りにはそれぞれ異なる意味があるため、ここで理解を深めておきましょう。
キャバ嬢が使用済みのおしぼりを三角に畳んでテーブルの端に置くのは《もう使わないので下げてください》というサインです。
これにより、キャバ嬢はお客さんとの会話を続けながら、テーブルをきれいに保つよう黒服に指示を出すことができます。
ただし、お店によっては三角折りが《見た目を美しく保つための基本の畳み方》とされており、回収のサインではない場合があります。
おしぼりの三角折りの扱いはお店によってさまざまなので、事前に確認しておくと良いでしょう!
キャバ嬢がおしぼりを四角く畳むのは《まだこのおしぼりは使う》というサインです。
使用済みでも回収してほしくないときやグラスの水滴を拭くときなど、続けてテーブルで使用したい場合に四角く小さく畳んで手元に置いておきます。
三角折りと同様に、言葉やハンドサインを使わずに要望を伝えられる、便利なサインとして活用されています。
お客さんに丁寧なサービスを提供するには、清潔なおしぼりの存在が欠かせません。
ここからは、多くのキャバクラで採用されているレンタル(リース)の布おしぼりを前提に、黒服が行うおしぼりの管理業務について解説します。
まずは、おしぼりのレンタル(リース)業者から届いた布おしぼりを営業で使える状態になるように準備します。
《あつしぼ》は、通常のぬれしぼをウォーマーに入れ、お客さんが来店するまでに心地よい温かさになるよう準備することが大切です。
《ぬれしぼ》は、お客さんのお手拭き用としても使用されるため、キッチン内の専用ボックスや冷蔵庫の所定の位置に十分な量を補充します。
この際、お手洗いの近くや入口付近など、すぐに提供できる場所にも配置しておくと良いでしょう。
《かわしぼ》は、ストックから乾燥した状態のものをそのまま取り出して、予備として準備しておけばOK。
おしぼりは、お客さんが快適に過ごすために欠かせないアイテムのひとつです。
営業中に種類や数が不足しないよう、開店前にしっかりと準備をしておきましょう!
おしぼりの在庫確認や状態の管理は、黒服の重要な業務です。
あつしぼを出すためのウォーマーの温度が問題ないかを適宜チェックして、つめしぼのストックも常に確認しておきましょう。
緊急対応にも使われるかわしぼは一度にたくさん使用する場合も多いため、たくさんストックしておくのも大切です。
おしぼりの在庫不足はお客さんへのサービス提供が遅れる原因となり、お店のホスピタリティを損なうことにも繋がります。
特に繁忙時は補充のタイミングを逃しがちなので注意が必要です。
閉店後、黒服は使用済みのおしぼりを回収し、翌日分の準備や業者対応を行います。
まず、使用済みのぬれしぼは、レンタル(リース)業者指定の回収袋やカゴにまとめます。
それを業者が回収し、洗浄・殺菌して再納品するのが基本的な流れです。
おしぼりを回収する際は、漏れがないようにテーブル下をはじめ、フロア全体、バックヤードまで徹底的にチェックしてくださいね!
その後、残った清潔なぬれしぼの中から翌日のかわしぼにする分を選び、店内の目立たない場所やバックヤードに広げて乾燥させます。
また、閉店後に在庫と使用量をチェックして、不足しそうな場合は早めに業者に発注しましょう。
お客さんに心地よいひとときを提供するには、黒服の細かな気配りが欠かせません。
特におしぼりは最初のおもてなしであり、満足度アップに直結しやすいポイントです◎
最後に、大切にしたいおしぼりの気配りポイントを3つご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
おしぼりの温度はお客さんへの配慮が伝わる最重要ポイントです◎
特に《あつしぼ》は、温めすぎるとやけどの危険があり、逆にぬるいと不快感を与えやすくなります。
おしぼりウォーマーは、お客さんに渡す際に40〜45度の温度になるよう、ウォーマー内を65〜70度に設定しておくのが目安です。
また、おしぼりウォーマーから取り出したら温度が下がる前に、お客さんに提供するスピードも重要。
これらを意識することで、質の高いおもてなしを届けられますよ!
《あつしぼ》と《つめしぼ》の使い分けは、お客さんへの心遣いを形にするチャンスです。
あつしぼは冬場や肌寒い日、お客さんが寒そうにしているときに最適で、手元や首を温めることでリラックス効果を促します。
つめしぼは、夏場やお客さんが汗をかいているときや酔い過ぎたときにぴったりで、冷たさを感じることで暑さや酔いが和らぎます。
お客さんの状態を観察し、最適なおしぼりを使い分けることが、より一層細やかなおもてなしに繋がるのです。
香り付きのおしぼりは、ほのかな香りで高級感や特別感を演出できるアイテムです。
無臭のおしぼりでも十分に《清潔感》を提供できますが、香り付きのおしぼりにすることで《癒し》や《リラックス》といった新たな価値が生まれます。
柑橘系なら爽やかな高揚感、ラベンダーなら落ち着いた安らぎなど、お店の雰囲気に合わせた香りを選ぶと良いでしょう。
お客さんの手に渡る瞬間のほのかな匂いが記憶に残るおもてなしとなり、サービスの質を高めます。
キャバクラにおいて、おしぼりは単なるお手拭きではなく、お客さんの満足度に直結する重要な要素です。
提供するおしぼりの温度、種類の使い分け、香りといった細やかな気配りを意識することで、サービスの質が格段に向上します。
お客さんに心地よさを提供するための基本として、おしぼりに関するマナーや種類を理解しておきましょう。
これがワンランク上の黒服になるための第一歩にもなりますよ。
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