キャバクラの黒服は就職に不利?次の仕事に活かせるスキルや転職先を紹介
目次
キャバクラの黒服には、さまざまな経験ができるかつ高収入を得やすいというメリットがあります。
しかし、これからの長い人生を考えたときに「黒服経験が就職活動や転職活動で不利になるのでは……」と不安になる人もいるでしょう。
実際、黒服経験が就職で不利になるケースもありますが、アピールの仕方次第では強みにすることも可能です。
この記事では、黒服が他業種へ就職するのが難しい理由や就職で活かせるスキル、おすすめの就職・転職先、黒服経験のアピール方法などをご紹介します。
黒服経験を今後の人生に活かしたい人は、ぜひチェックしてみてください!
結論から言うと、黒服として働いた経歴があると就職が難しくなる場合があります。
しかし、黒服の経験が、すべての企業から嫌がられたりマイナスで見られたりするわけではありません。
黒服を経験したことによって得たスキルが《他の人材にはないスキル》として評価されるケースもあるのです。
黒服としての経歴を《他の人にはない強み》としてうまくアピールできれば、就職で有利になる可能性が十分にあります。
まずは、就職や転職活動で、黒服として働いてどのような強みを手に入れたのかをきちんと説明できるよう、まとめておくと良いでしょう。
黒服として働くと、なぜ他業種への就職が難しくなるのでしょうか?
ここでは、その理由を3つご紹介します。
黒服経験がマイナスに思われる理由を理解したうえで面接の準備をしておけば、面接官の質問にも対応しやすくなりますよ。
一般的に、キャバクラをはじめとした夜の業界そのものに悪い印象を抱いている人は少なくありません。
夜職の世界は華やかな一方で、働いている人に対しては《不真面目そう》《金遣いが荒そう》《不誠実そう》といったイメージがつきまといます。
そのため、どんなに誠実な人でも「真面目に働いてもらえないのではないか」「何か問題を起こして企業のイメージを悪くするのではないか」と誤解されてしまう可能性があるのです。
一般的な企業と違い、キャバクラの労働時間は夕方から深夜にかけてがメインです。
そのため企業からは、キャバクラの黒服経験者が昼職の労働時間に合わせて働けるのか不安視されてしまうことがあります。
実際、夜職歴が長いと、朝に起きられず遅刻を繰り返してしまったり、出勤しても早い時間は頭が働かずミスを連発してしまったりするケースもあるようです。
このような《夜職経験者は朝に弱い》イメージが、昼職への就職を難しくしている理由のひとつになっています。
「黒服として働いていたことを知られたら印象が悪くなるかもしれない……」そう考えて、履歴書に黒服の経歴を書きたくないという人もいるでしょう。
このように、履歴書や職務経歴書に記載しにくいという点も、黒服が他業種に就職するのが難しくなる理由のひとつです。
ごまかそうとして嘘の経歴を書くと経歴詐称になってしまいますし、何も書かないと空白期間ができてしまいます。
そのため、黒服の経歴を履歴書に書く際は、いくつかの工夫が必要になります。
このあとご紹介する【履歴書や職務経歴書に記載する際のポイント】で詳しく解説しますので、ぜひそちらもチェックしてください。
黒服経験は就職の際にネックになる場合がありますが、実は黒服を経験した人ならではの強みもあります。
ここでは、キャバクラの黒服が就職の際に活かせるスキルを5つご紹介するので、就職の際に積極的にアピールしていきましょう!
キャバクラの黒服として働くと、自然とコミュニケーション能力が身に付きます。
キャバクラのお客さんは職業も年齢層もバラバラですし、常連さんはもちろん、初めてのお客さんと接する機会も多いです。
また、さまざまなお客さんと接するだけでなく、表情や言動からお客さんが求めることを読み取ったり、キャバ嬢のメンタルケアやお客さんのクレーム対応をしたりすることもあります。
黒服として働いて培った柔軟なコミュニケーション能力は、就職における面接の際にも活かせるでしょう。
キャバクラの営業中はなにかとトラブルが発生することも多く、黒服として働いているとトラブルへの対応力も身に付きます。
たとえば、出勤予定の女の子が来ない、女の子の指名が被る、付け回しのミスなどがキャバクラで起こりやすいトラブルです。
黒服はどんなトラブルに対しても冷静に対処し、問題解決に向けて行動しなければなりません。
何度もトラブルを体験するうちに、問題解決に向けた適切な判断力や迅速に動ける行動力が身に付くのです。
こういった能力は、他業種でも重宝されるでしょう!
キャバクラの黒服は、目配り・気配りが求められる仕事です。
キャバクラでは、お客さんのいるテーブルの様子をチェックして、お酒やフードの追加、灰皿交換といった作業をスムーズに行わなければなりません。
通常業務をこなしながら何卓もあるテーブルすべてを確認する必要があるため、目配り・気配りの能力は常に鍛えられます。
この目配り・気配りは、特に飲食関係で働く際に役立つでしょう。
また、相手の様子から《何を望んでいるのか》を察知する能力は、商談といった得意先と交流する際の強みにもなります。
ほとんどのキャバクラで売上目標が設定されており、黒服には目標を達成するためのマネジメント能力が求められます。
直接的に売上に関わるのはキャバ嬢の接客や営業努力ですが、黒服の付け回しやイベント戦略など、裏方の仕事も売上に大きく関わります。
また、キャバ嬢が売上を上げるための個々に合ったアドバイスや、無理をさせない出勤管理なども黒服に求められる重要なポイントです。
このような経験から身に付いたマネジメント能力は、一般企業においても十分強みになるでしょう。
キャバクラの黒服は、キャバ嬢の教育や管理なども担当しますが、この経験も多くの企業で活かせます。
黒服は、営業を支える裏方として、新人の教育だけでなく、なかなか売り上げが伸びずに悩んでいるキャバ嬢にアドバイスをしたり、やる気を引き出してあげたり、メンタルケアをしてあげたりします。
これは、一般企業における《中間管理職》と同じ役回りなので、うまくアピールすれば大きな強みになるでしょう。
キャバクラの黒服としての経験は、具体的にどのような業界や業種で活かせるのでしょうか。
ここからは、黒服経験者におすすめの業界・業種を3つご紹介しますので、他業種への就職や転職を考えている人は参考にしてください。
黒服経験者におすすめの業種1つ目は《営業職》です。
営業職では、黒服として培った次のような能力が活かせます。
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・コミュニケーション能力
・トラブル対応力
・タイムマネジメント能力 |
黒服は、広い観点で見るとサービス業の一種です。
サービス業とは、形のないものを顧客に提供しニーズに応える仕事を指します。
黒服は、キャバクラに遊びに来たお客さんの満足度を上げるために、さまざまなサービスを提供します。
そして、この《お客さんに満足してもらう》という点は、販売・サービス業の世界で重要視されているポイントのひとつです。
黒服経験は販売・サービス業との親和性が高く、即戦力として有利になりやすいといえます。
商品を直接扱う販売業だけでなく、エンターテインメント業やホテル・宿泊業などでも、黒服として身に付けたさまざまな視点や経験が役に立つでしょう。
黒服経験を活かせる場所として、人材業界もおすすめです。
人材業界にはさまざまな業務がありますが、大きく《人材派遣》《人材紹介》《再就職支援》の3つに分けられます。
これらの業務に共通するのは、人材の特徴や向いている仕事を見極めて、その人にピッタリと合う会社を紹介することです。
これは、キャバ嬢一人ひとりの特徴や得意な部分を見極めて、売上げアップのためのアドバイスをする黒服の業務と非常に近いものがあります。
また、お客さんの好みに応じてキャバ嬢を付け回す経験も、人と会社をつなぐ人材業界で役に立ちます。
黒服経験者は、キャバクラのお客さんつながりで就職先や転職先が決まるケースも多いです。
キャバクラに遊びに来るお客さんは、夜の業界に偏見を持っていないことがほとんどです。
そして、キャバクラには、企業の採用担当者や経営者が遊びに来ることも少なくありません。
こうしたお客さんと仲良くなることで、就職の道が開けることもあるのです。
また、この場合、就職希望者が黒服経験者であるとあらかじめ先方が知っているため、変に気負う必要がありません。
つまり、黒服経験者の就職において弊害になりやすい《夜職関係者へのマイナスイメージ》を心配する必要がないのです。
もちろん、企業の採用担当者や経営者のお客さんと仲良くなったからといって、必ずしもスカウトされるわけではありません。
大前提として、仕事に真摯に向き合っている様子がうかがえないと、声がかかることはないでしょう。
就職や転職を考えている場合でも、まずは目の前の黒服の仕事を誠実にこなすことが大切です。
ここでは、キャバクラにおける黒服としての経歴をポジティブに変換できるよう、就職活動で実践すべきポイントをご紹介します。
うまくアピールして、黒服経験で培った経験やスキルを強みにしましょう!
履歴書や職務経歴書には、直接《キャバクラの黒服》という経歴は書かないほうが無難です。
これは、夜職に対するマイナスイメージを持たれて、書類審査で落とされるのを避けるためです。
履歴書や職務経歴書に記載する際は《ホールマネジメント》《フロアアテンダント》《店舗運営スタッフ》などと記載すると良いでしょう。
単純に《接客業》《飲食業》と記載するのも良いですが、それよりも「責任ある立場で仕事していたんだな」と採用担当者に具体的にイメージしてもらえるよう工夫するのがポイントです。
黒服の経歴を隠そうとして嘘を書くのはNGですが、上記の記載方法であれば嘘にはならず、面接に進んでからも説明しやすくなります。
書類審査を通過したら、次は面接が待っています。
面接では面接官から過去の仕事についてくわしく聞かれる可能性が高いですが、聞かれた場合はごまかさずに、キャバクラで黒服をしていたことを伝えましょう。
黒服の職歴を伝えた際に面接官に怪訝な顔をされる可能性もありますが、重要なのは黒服として働いて得た知識やスキルをアピールすることです。
・常にお客さんに目を配り、相手の望むことを読み取る力と対応力を培った
・スタッフの管理を通じてマネジメント能力を身に付けた
など、具体的にどういった経験によってどのようなスキルが身に付いたのかを説明できると、自身の強みとしてアピールすることができます。
自分を採用することで企業にどのようなメリットがあるかを明確に伝えられれば、黒服経験は有利に働くでしょう。
面接の際に焦らずしっかりアピールできるよう、事前に伝えたいことを書き出したり、実際に声に出したりするなどの準備は必須です。
最後に、キャバクラの黒服が就職するときに注意すべきポイントを3つご紹介します。
どのような業種に就職・転職する場合でも共通するポイントなので、しっかり頭に入れておきましょう!
履歴書の経歴に《キャバクラの黒服》と正直に書く必要はありませんが、面接で聞かれた際に嘘の経歴を伝えるのはやめましょう。
嘘の経歴を伝えると、その後のやり取りでつじつま合わせに苦労することになります。
面接官は違和感を敏感に感じ取るので、不採用になる可能性も……。
また、もし採用されたとしても、入社後も嘘をつき続けなければならないのは大変です。
そして、経歴を偽って入社したのがバレたときに、それを理由にクビになったとしても文句は言えなくなってしまいます。
嘘をつくよりも、正直に黒服の経歴を話しつつ、それを自分の強みとしてアピールしたほうが採用される可能性は高くなるでしょう。
面接では「なぜ黒服の仕事を選んだのですか?」と理由を聞かれる可能性があります。
なぜ面接官がこの質問をするのかというと、就職希望者が《自社で本当に活躍してくれるのか》《本当にやる気があるのか》を見抜くためです。
そのため、理由を伝える際は「高収入が目当てで」「キレイな女の子と働きたかったから」などは避けたほうが無難でしょう。
面接官に好印象を与える回答としては「時間的に学業と両立しやすかったから」「さまざまな人と触れ合って、コミュニケーション能力を身に付けたかったから」などがあります。
黒服として働いて身に付けたスキルにつながる理由を答えられれば、黒服の経験を通して成長した部分をアピールできますよ。
キャバクラの黒服から一般企業に就職する際は、金銭感覚のズレにも注意が必要です。
黒服の仕事は、一般的な仕事に比べると給料が高めに設定されています。
そのため、一般的な金銭感覚とはズレてしまっている可能性も。
一般企業のお給料を黒服時代と比べてしまうと、どうしても見劣りしがちです。
それが不満となって、せっかく就職したのにすぐに会社を辞めてしまう人も少なくありません。
実際に就職する前に、金銭感覚のズレを元に戻すような生活を心がけておきましょう。
キャバクラでの黒服経験は、アピール次第で就職の際に強みになります。
黒服経験によって得られる知識やスキルは、一般業種でも活かせることが多いです。
ただし、伝え方は工夫を凝らすことが大切◎
ぜひ今回の記事を参考にして、黒服の経験を強みとして活かし、就職に結び付けてみてください。
他の人とはひと味違う経験を積んで、就職にうまく活かしましょう!
ジョブショコラ編集部
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