黒服のためのチップ完全ガイド!対応マナーや注意点を徹底解説
目次
キャバクラで働くと、お客さんから『チップ』をもらえる場合があります。
そして、キャストだけでなく黒服に対しても、お客さんがチップで感謝を表すことは珍しくありません。
ただし、日本ではチップ文化が浸透していないため、チップを受け取る際のマナーや注意点などがわからない人が多いのが実情です。
この記事では、キャバクラでのチップの役割や受け取る際の対応、受け取ってからの扱い方など、チップに関するさまざまな知識をご紹介します。
チップは、自分の頑張りに対するお客さんからの評価です。
きっちりと仕事をこなして、たくさんのチップを受け取れるような《デキる黒服》を目指してましょう!
キャバクラのお客さんは、なぜチップを渡してくれるのでしょうか。
理由を知っておけば、チップをくれたお客さんに対して的確な対応ができます。
また、基本的にお客さんのチップは、黒服よりもキャストに対して渡されることが多いです。
黒服として働くうえでキャストにチップを渡す理由を知っておくことは非常に大切なので、ここでしっかり確認しておきましょう。
お客さんからのチップは、基本的に《感謝の気持ち》を込めて渡されます。
キャストに対しては「会話が弾んで楽しい時間を過ごさせてもらった」、黒服に対しては「気配りやサービスが行き届いていた」などの感謝の気持ちです。
その感謝を言葉だけでなく形で表したいときに、お客さんはチップを渡します。
純粋な感謝の表現ですので、遠慮せずにありがたく受け取っておきましょう。
本指名するお客さんを中心に、キャストに対する応援の気持ちでチップを渡すお客さんもいます。
これは、アイドルや俳優などの《推し》を応援する気持ちとほぼ変わらないものと思って良いでしょう。
また、新人キャストの接客を受けた際に、その子を応援するためにチップを渡してくれるお客さんもいます。
この場合、本指名のお客さんになってくれる可能性があるため、きちんとお礼をするようにキャストに伝えましょう。
キャストに対して「自分の存在をアピールしたい」という理由でチップをくれるお客さんもいます。
具体的には《ほかの客よりも経済力がある》《高い地位にいて高い報酬を得ている》と、チップを渡すことでアピールするわけです。
また、チップを渡すことで《常連のお客さん》として、キャストやお店から特別扱いされたいという願望を持っている場合もあります。
このようなお客さんは、自己アピールのために高額なチップを渡してくれるケースも多いです。
お釣りとして小銭を受け取るのが面倒だからという理由で、チップを渡してくれるお客さんもいます。
また、単に面倒なだけでなく《お釣りをチップとして渡すのがカッコイイ》とお客さんが考えているケースもあります。
これは、経済力アピールの一種でもあり、お釣りを受け取らないことでキャストや黒服に自分を印象付ける狙いもあるといえるでしょう。
チップの金額には、はっきりとしたルールはありません。
あくまでも《お客さんの気持ち》なので、人によってチップの金額はバラバラです。
一般的な相場としては《1,000円から1万円程度》となります。
ただし、キャストと黒服では、渡されるチップの金額に差がある場合がほとんどです。
また、お店のランクでもチップの金額は変わります。
そして、覚えておきたいのは、チップの金額に左右されすぎてはいけないという点です。
金額の大小だけでなく、チップをくれるかくれないかでお客さんへの対応に差をつけるのは良くないことだと理解しておきましょう。
ここでは、キャバクラの黒服がどのようなタイミングでチップを渡されるのかをご紹介します。
金額はキャストより少ない傾向にありますが、どちらかというと黒服のほうがチップを受け取れるタイミングは多めです。
タイミングを覚えておくと、お客さんがチップを渡そうとしたときに、慌てずスマートに受け取れますよ。
ただし、チップばかり気にして、仕事への注意力が散漫にならないように注意してください。
ドリンクの提供やおしぼり・灰皿の交換など、テーブルサービスのタイミングでチップをくれるお客さんがいます。
特に最初のサービスのタイミングで「今日はよろしく」の気持ちを込めて、チップをくれるお客さんが多いです。
また、テーブルに付いたキャストの女の子に、気前の良さや羽振りの良さを見せようとしてチップを渡してくれる場合もあります。
どのケースでもありがたく受け取って、普段通り満足度の高いサービスを提供しましょう。
付け回しとは、本指名のキャストがいないフリーのお客さんに、どのキャストを付けるかを決める黒服の大事な仕事です。
そして、この付け回しのタイミングで「こんな子がいい」「○○ちゃん、空いてる?」などの希望を伝えつつチップを渡してくれるパターンも多いです。
また、入店時に黒服に「よろしく」の気持ちでチップを渡すお客さんも少なくありません。
加えて、実際に黒服の付け回しに満足したお客さんが、キャストが席を外したタイミングや退店時にチップをくれる場合もありますよ。
黒服の仕事のひとつに、お客さんのタバコが切れたときに買い出しに行ったり、テイクアウトの食べ物を取りに行ったりする《おつかい》があります。
そして、このおつかいの際にチップをもらえるケースも多いです。
ほとんどが《おつかいのお釣りをチップとする》パターンで、タバコの場合は数十円から数百円程度ですが、テイクアウトの場合は千円単位でもらえることもあります。
ただし、確実にお釣りがチップとしてもらえるわけではありません。
《もらって当然》のような態度だと、クレームにつながる可能性があるため注意しましょう。
黒服は、お客さんからアフターのセッティングの手伝いを依頼されることがあります。
基本的にアフターはお客さんがキャストを直接誘うものですが、うまくいかないときに黒服に頼ってくるケースも珍しくありません。
また、黒服がお客さんとキャストのアフターに同行する場合もあります。
アフターはお客さんにとって、気になるキャストと仲良くなれるチャンスです。
そのため、セッティングでも同行でも数千円から1万円近いチップをもらえる場合もありますよ。
仲が良いお客さんがいる場合、お客さんから誕生日プレゼント代わりにチップをもらえることがあります。
この場合のチップは、5千円程度が相場です。
仲の良いお客さんが多ければ多いほど、誕生日にチップをもらえる可能性が多くなります。
ひとつのお店で長く働いて仲の良いお客さんが増えれば、誕生日のチップだけでもかなりの金額になるでしょう。
ただし、お客さんから「きちんと仕事をしている」「いつもお世話になっている」と思ってもらえなければ、誕生日のチップは期待できません。
日頃から質の高い接客を心がけることが大切です。
黒服として働くなら、お客さんがキャストにチップを渡すタイミングも知っておきましょう。
そのタイミングを邪魔すると、大きな迷惑をかけてしまいかねません。
あらかじめタイミングを知っておけば、お客さんやキャストの邪魔にならない、さりげない対応ができますよ!
キャストがチップをもらうタイミングでもっとも多いのは、お店を出るときです。
慣れているお客さんは、キャストと別れの挨拶を交わすタイミングで、さりげなくチップを渡します。
封筒に入れて渡すお客さんもいるので、何を渡しているのかとジロジロ見るのは避けましょう。
また、大事なイベントの日に来店できないお客さんが「イベントに行けなくてごめん」の気持ちを込めて、退店の際にチップを渡す場合もあります。
お客さんとキャストがアフターに行ったときは、別れ際にお客さんがチップを渡すことがほとんどです。
アフターは同伴と違い、キャストにとっては完全にプライベートの時間です。
お給料が出るわけでもなく、売上やノルマ達成の対象にもなりません。
さらにアフターはお店の閉店後に行くため、すでに終電はなく、タクシーでの帰宅となります。
こういった事情から、アフター後はお客さんがキャストに《タクシー代+チップ》を渡します。
これは、キャバクラ業界では常識でありマナーだと覚えておきましょう。
キャストの誕生日やお店のイベント日など、特別なタイミングで来店したお客さんがお祝いにチップを渡す場合もあります。
誕生日はバッグやアクセサリーなどをプレゼントするお客さんが多いですが、プレゼント選びが苦手なお客さんは、チップとして現金を渡す場合が多いです。
なかには、ちょっとしたプレゼントとチップを両方渡す、なんてお客さんもいますよ。
誕生日やイベント日のチップは、通常よりも多くなることがほとんどです。
1万円程度から、多ければ5万円以上のチップを渡すお客さんもいるので、キャストが受け取ったチップを落としたり無くしたりしないように、気を配ってあげましょう。
チップはもらうだけでなく、お客さんへのお返しについても知っておくべきです。
特に黒服はキャストから「お客さんにチップのお返しをしたい」と頼まれることがあります。
そんなときに適切な対応ができれば、頼りになる黒服としてお店での評価も上がるでしょう。
チップを渡してくれるお客さんに対して、お返しのプレゼントを渡すのもアリです。
ただし、高いものをプレゼントする必要はありません!
おすすめなのは、お客さんの好みに合わせたちょっとしたプレゼント。
《好きなお菓子》や《良く飲む飲み物》などの情報をゲットして、それに合うものをプレゼントしましょう。
お客さんの好みは、テーブルについたキャストに調べてもらうのが確実です。
もしプレゼントしたい相手が黒服とキャスト両方と仲が良いお客さんだったら、一緒にプレゼントを選んで渡すのも良いですね。
感謝の気持ちを込めて、グラスドリンクを一杯サービスするのもひとつです。
そして、グラスドリンクのサービスは、ただ単にドリンクサービスだけの意味ではありません。
お客さんからすると「お店から特別扱いされている」と感じられるプレゼントでもあります。
ただし、気を付けなければならないのは、キャストから頼まれたとしても黒服が勝手にドリンクサービスをしてはならない点です。
店長やマネージャーなど責任者の許可を得てからでないと、トラブルになるかもしれないため注意が必要です。
キャバクラには、通常のテーブルより少し良い席、たとえば《店内が見渡せる席》や《周囲の音が届きにくく、ゆっくり話せる席》などがあります。
チップをくれるお客さんを《良い席》に案内するのもお返しとしてはアリです。
予約してくれるお客さんなら、予約時に好きな席を聞いて確保するのも良いでしょう。
良い席に案内すれば、特別感が出てお客さんも満足してくれますよ。
キャバクラでお客さんからもらえるチップは、ただ《受け取っておけばOK》でもないのが難しいところです。
一歩間違えると、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
最後にチップをもらう際に注意すべき点をご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
年間総額で20万円以上チップを受け取ると、給料以外の《雑所得》として課税対象になります。
お店からお給料をもらっている黒服の場合、税金の計算は会社がしてくれますが、それはあくまでも《お給料》に対してのみです。
チップ分は、自分で確定申告をしなければなりません。
キャバクラで長く働いているとお客さんからチップをもらう機会も増えるため、年間20万円を超える場合も多いです。
そして、確定申告しないでいると、脱税で逮捕や追徴課税の対象になる可能性もあります。
特に夜職業界は、税務署から厳しくチェックされがちです。
きちんと確定申告できるように、チップを受け取った日付や金額などを記録しておきましょう。
チップを受け取ること自体には問題はありませんが、何の理由もなく高額のチップを渡そうとするお客さんには注意が必要です。
一度でも受け取ってしまうと、それを理由に無理な要求をされる可能性があります。
高額のチップを渡されたときは、まず「こんなに受け取れません」と断ることが大切です。
それでもお客さんが「受け取って」と言うようなら「なぜこんなにいただけるのですか」と理由を確認しましょう。
納得できるだけの理由があれば受け取っても構いませんが、トラブルを避ける意味でも高額すぎるチップは受け取らないほうが無難です。
チップに関しては、お店によってルールが決まっている場合があります。
チップは全額、受け取ったキャスト・黒服のものであるケースが多いですが、お店によっては《一定の割合をお店に渡す》《チップを受け取ったらすべてお店に報告する》などのルールがあります。
ルールを守らないとペナルティを科せられたり、最悪の場合はクビになったりする可能性もあるため要注意です。
また《チップを含めてお客さんから金品を受け取るのはNG》としている厳しいお店もあります。
チップに関するルールについては、面接時に確認しておくと安心です。
前提として、キャバクラの黒服として働く場合、チップをくれるかくれないかでお客さんの対応に差を付けないことが大切です。
お礼としてちょっとしたプレゼントや気遣いをするのは良いですが、ずっとほかのお客さんと違う特別扱いをしてはいけません。
そういった特別扱いはバレないようにしているつもりでも、すぐに他のお客さんに気付かれます。
その結果、ないがしろにされていると感じたお客さんが来なくなってしまうかもしれません。
すべてのお客さんがキャバクラでの時間を安心して楽しめるよう、どのお客さんに対しても平等に接することを心がけましょう。
キャバクラでは、キャストだけでなく黒服も仲良くなったお客さんからチップをもらえる機会があります。
キャストに比べれば金額は少ない傾向にありますが、それでもベテラン黒服になれば、チップだけである程度の収入になることも。
ただし、チップはあくまで「お客さんからの心遣い」であることを忘れないようにしましょう。
また、受け取る際には注意点もあります。
トラブルを防ぐ意味でも、チップのルールや税金に関する部分についてはしっかり把握することが大切です。
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