黒服向けキャバクラ用語ガイド|役立つハンドサインも含めて完全解説!
目次
キャバクラの黒服は、未経験でも努力次第で高収入を目指せる仕事です。
しかし、キャバクラに行ったことがない人は「自分でも働けるのか……」と不安になることもあるでしょう。
たしかにキャバクラは、さまざまな用語やハンドサインが使われる、独特の世界ではあります。
とはいえ、覚えるべきことを覚えれば、キャバクラに1度も行ったことのない人でも、黒服として問題なく働けますよ!
この記事では、キャバクラで使われるさまざまな用語について徹底解説します。
黒服が覚えるべきキャバクラ用語をチェックして、黒服としてガッツリ稼いじゃいましょう!
まずは、キャバクラの料金に関する用語をご紹介します。
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・初回料金(初回荒らし)
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料金に関する用語は、間違えると大きなトラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。
キャバクラには《初回料金》という料金システムがあります。
初回料金とは、初来店のお客さんが通常よりも割安で楽しめる料金です。
金額はお店によって異なりますが、60分で3,000円から7,000円程度が相場となっています。
そして、初回料金を悪用するのが《初回荒らし》です。
初回荒らしとは、初回料金目当てでさまざまなお店を渡り歩くお客さんのことで、次の来店につながらないためお店からは嫌われます。
《セット料金》とは、キャバクラの基本料金システムであり、60分から90分を1セットとした、1セット当たりの料金です。
黒服は、お店の1セットが何分でいくらかを必ず把握しておきましょう。
《サービス料》とは、セット料金以外にキャストや黒服のサービスへの対価として、お客さんに請求する料金です。
一般的には、会計金額の10%から20%がサービス料として加算されます。
そして、サービス料に関連してくるのが《TAX》です。
キャバクラにおけるTAXとは、単なる消費税額ではありません。
消費税にサービス料を加えた額ですので、お客さんに説明する際は間違えないようにしましょう。
一方で、セット料金やドリンク代などの基本料金に消費税とサービス料が含まれているのが《税サ込》です。
お客さんにとってはわかりやすく、お得感もありますが、税サ込を取り入れているキャバクラは少数派といえます。
《指名料》とは、お客さんがキャストを指名するときにかかる料金です。
キャバクラの指名には《本指名》と《場内指名》があり、それぞれ金額が異なります。
本指名は2,000円〜3,000円程度、場内指名は1,000円〜2,000円程度が相場となっています。
そして、セット時間が経過したお客さんが延長時に支払うのが《延長料金》です。
延長料金はセット料金と同額の場合もあれば半額の場合もあり、お店によって異なる点に注意が必要です。
《ツケ(売掛)》とは、お客さんの利用料金を後日払いにするシステムです。
基本的に、お店から信頼されている常連客しかツケは利用できません。
ただし、ツケをOKにしているキャバクラは少なめです。
ツケをOKにしているお店では、伝票をつり銭用封筒に入れてお客さんに渡します。
これは、キャストにツケで飲んだのがバレないようにするためです。
黒服には、お客さんに恥をかかせないような配慮が求められます。
次は、キャバクラのお客さんに関する用語をご紹介します。
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・一見さん・フリー客・太客・痛客
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この用語を覚えれば、どんなお客さんかがすぐにわかるようになるでしょう。
《一見さん》とは、1回もお店に来たことがない、初来店のお客さんのことです。
常連になってもらうためにも、丁寧な接客を心がけましょう。
《フリー客》とは、キャストの指名をせずに来店したお客さんのことです。
フリー客への対応は、黒服にとって付け回しの腕の見せ所になります。
《太客》とは、お店でたくさんお金を使ってくれる、または来店頻度の高い常連のお客さんのことです。
気前よく、プレゼントやチップなどをくれることもありますよ。
《痛客》とは、お店やキャストを困らせるような、迷惑なお客さんのことです。
なかには、キャストへのストーカー行為といった、犯罪に至るケースもあるため注意が必要です。
前述したとおり、キャバクラの指名システムには《場内指名》と《本指名》の2種類があります。
場内指名とは、指名するキャストを決めずにフリーで来店したお客さんが、その日接客してくれたキャストや店内にいるキャストから、気に入った女の子を指名するシステムです。
本指名とは、お客さんが再来店時にお気に入りのキャストを指名することです。
基本的に本指名されたキャストはお客さんがお店にいる間、ずっとそのテーブルでサービスをします。
本指名について詳しく知りたい人は、次の記事をチェックしてみてください。
本指名とは?場内指名との違いや黒服(ボーイ)が知っておくべきポイントを解説
キャバクラで使われる《枝》《幹》とは、お客さんを木に見立てた用語です。
《枝》は、本指名のキャストがいる常連のお客さんに連れられて来店するフリーのお客さんのことです。
そして《枝》を連れて来る常連さんを《幹》と呼びます。
太い幹からたくさんの枝が生えている様子を想像するとわかりやすいでしょう。
幹の常連さんは多くのお客さんを連れてくるため、お店から信頼される存在です。
枝のお客さんもゆくゆくは常連になるかもしれないため、普段通りの丁寧な接客を心がけましょう。
次は、黒服の役割に関するキャバクラ用語をご紹介します。
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・付け回し
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これらはキャバクラで働く黒服にもっとも関係が深い用語です。
黒服として働くことになったら、入店前に覚えておくくらいの気持ちでいましょう。
《付け回し》とは、フリーのお客さんの席にどのキャストを《付ける》か、そして《回す》かを判断する黒服ならではの業務です。
フリーのお客さんがキャストを気に入れば、本指名のお客さんになる可能性があるため、付け回しは黒服にとって非常に重要な業務といえます。
付け回しを行う際はまず、来店したお客さんをよく観察し、どのキャストを付けるかを判断します。
フリーのお客さんの場合、キャストは10分から15分程度で交代しますので、次にどのキャストを回すかも常に考えておかなければなりません。
難しい仕事ですが、付け回しをこなせなければ出世できないくらいに考えて、気合を入れて覚えてくださいね。
付け回しに関しては、次の記事を参考にするとより理解を深められますよ。
キャバクラの「付け回し」について解説!黒服が覚えるべきテクニックとコツ
《エスコート》とは、お客さんを席に案内して楽しい時間を過ごせるようにサポートする黒服の業務です。
お客さんが来店したら、コートや荷物を預かり席まで案内します。
ただし、お客さんの案内はキャストがおこなう場合もあります。
同伴出勤の場合はキャストが案内することが多いため、黒服はサポートに徹しましょう。
また、席に案内するだけでなく、氷や灰皿の交換、トイレの案内などもエスコートに含まれる場合があります。
お店の掃除や備品のチェックなど、営業を円滑に進めるための準備にも気を配りましょう。
《キャッシャー》とは、お会計を担当する黒服のことです。
キャッシャーはお金を扱うため、大きな責任が伴います。
そのため、経験の長い黒服や経理担当者、役職者が担当することが多いです。
1回1回の会計だけでなく、その日1日の売上を管理する場合や、その日に出勤したキャストの給与計算も担当することがあります。
営業を支える裏方としては、かなり忙しいといえるでしょう。
《お見送り》とは、お客さんが帰るときに見送る業務のことです。
基本的にはキャストが見送りますが、お客さんが指名したキャストがすでに別の席に付いている場合もあります。
その際は、黒服がキャストに声をかけて来てもらうのですが、状況によってはなかなか抜けられないケースもあり、そんなときは黒服がお見送りするのが基本。
キャストが来られないとお客さんが不機嫌になる可能性もあるため、失礼のないように丁寧にお見送りしましょう。
次は、キャバクラの営業中によく使われる用語をご紹介します。
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・チェンジ
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この用語が聞こえたらすぐに動けるようにしましょう。
《チェンジ》とは、お客さんの希望で席に付いたキャストを別のキャストに変えるシステムのことです。
有料の場合もありますが、ほとんどのお店は無料でチェンジができます。
チェンジはお客さんの希望で行うものです。
フリーのお客さんに対し、付いたキャストを一定時間で交代させる《付け回し》とはまったく異なるものなので、混同しないようにしましょう。
《ヘルプ》とは、指名のキャストが席を外すときやお客さんの人数が多い場合にサポートを担当するキャストのことです。
キャストの指名が被ってしまったときに、指名のキャストが戻ってくるまで場をつなぐのがヘルプの役割です。
ヘルプに付けるキャストは誰でも良いわけではありません。
どのキャストをヘルプに付けるかの判断も、黒服の大切な仕事のひとつです。
《テーブルチェンジ(TC)》とは、お客さんに席を移動してもらうときに使う用語です。
基本的にお客さんは、入店したらずっと同じ席で過ごします。
ただし、混雑状況やキャストの出勤人数の関係でどうしても移動が必要になるケースも。
テーブルチェンジに協力してくれたお客さんには、乾き物やスナック菓子などをサービスしましょう。
なかには文句を言ったり拒否したりするお客さんもいます。
そのようなお客さんをうまくなだめて協力してもらうのも、黒服の仕事のうちと考えるようにしてくださいね。
次は、キャバクラのテーブルにある備品の用語をご紹介します。
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・ハウスボトル・ボトルキープ
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各テーブルから「○○ください」と言われたときに即座に対応できるよう、これらの用語について理解しておきましょう。
《ハウスボトル》とは、セット料金内で飲めるお酒のボトルのことです。
ハウスボトルとして用意されるのは、ウイスキーや焼酎が一般的です。
一方で《キープボトル》は、お客さんが購入したお酒のボトルを意味します。
他のお客さんのボトルと見分けがつくように、お客さんの名前を書いたラベルが付けられるのが特徴です。
ハウスボトルとキープボトルについてもっと知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
キャバクラのボトルキープとハウスボトルの違いは?黒服が注意すべきポイントも解説
《アイスペール》とは、お酒用の氷を入れる容器のことです。
アイスペールには、ステンレスやガラス、プラスチックなど、さまざまな材質のものがあります。
《トング》とは、氷を挟む器具のことです。
氷をアイスペールからグラスに移すときに使うもので、アイスペールとトングは必ずセットで提供します。
《マドラー》は、お酒を混ぜるときに使う細長い棒状のアイテムで、プラスチックや金属など材質はさまざまです。
どれもキャバクラでは必須のものなので、営業中になくならないよう常に在庫をチェックしておきましょう。
《ゲスタン》とは《ゲストタンブラー》の略語で、キャバクラでお客さんが使うグラスのことです。
ゲスグラと呼ばれることもあり、10オンス(1オンス=約30ml)程度の容量があります。
《キャスタン》は《キャストタンブラー》の略語で、キャストが使うグラスのことです。
レディグラスを略して《レディグラ》と呼ぶお店もあります。
キャスタンの容量は6オンスから8オンスとゲスタンよりも少なめで、自分専用のキャスタンを持っているキャストもいます。
《割りもの》とは、お酒を割る飲み物のことです。
水、お茶、炭酸水などが基本ですが、オレンジジュースやコーラ、ジンジャーエールなどのソフトドリンクの場合もあります。
テーブルにはあらかじめ割りものとして水のペットボトルが用意されており、これはセット料金に含まれていることが多いです。
割りものも大量に消費されるため、在庫管理が欠かせません。
ただし、割りものには賞味期限があるので、在庫を抱えすぎないことも大切です。
《おしぼり》も、キャバクラで大量に使われるアイテムのひとつです。
キャバクラでは熱いおしぼりを《あつしぼ》と呼び、お客さんが来店したときやトイレから戻ったときに渡します。
冷たいおしぼりは《つめしぼ》と呼ばれ、お客さんが酔って汗をかいているときにさりげなく渡せると、黒服としての評価がアップします。
他にもキャバクラでは、乾いたおしぼり《かわしぼ》が用意されています。
汚れたテーブルを拭く、グラスの水滴を拭くなど、おしぼりには多くの出番があるため、こちらも在庫管理を怠らないようにしましょう。
おしぼりについては、次の記事も参考にしてくださいね。
キャバクラのおしぼりはどう使う?黒服が知っておくべきマナーや種類を解説
《チャーム》とは、テーブルにあらかじめ用意される無料のおつまみのことです。
キャバクラでは、柿ピーやポップコーンなどの乾き物がチャームとして用意されます。
チャームは夜の業界特有の用語なので、お客さんによってはチャームの意味が理解できない場合もあります。
お客さんの様子を見てさりげなく説明すると、感謝されるかもしれませんよ。
次は、ドリンクやボトルに関するキャバクラ用語をご紹介します。
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・チェイサー
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黒服がお客さんのお酒を用意するケースもあります。
ドリンクやボトルに関する用語も確実に覚えておきましょう。
《チェイサー》は、お酒を飲んでいる途中で飲む、酔い過ぎ防止のための飲み物です。
基本的には水を指す場合が多いですが、チェイサーの本来の意味は《お酒の口直しに飲む飲み物》です。
コーラやお茶などのソフトドリンクもチェイサーに含まれることを理解しておきましょう。
お客さんが酔っ払っているようなら、キャストからさりげなくチェイサーをすすめてもらうと良いでしょう。
同じものと思われがちな《シャンパン》と《スパークリングワイン》には、大きな違いがあります。
《スパークリングワイン》は、発泡性ワインすべてを指す言葉です。
そして《シャンパン》は、スパークリングワインのなかでも《フランスのシャンパーニュ地方で作られた、フランスの法律で定められた条件をすべて満たしたもの》を意味します。
キャバクラで人気のある銘柄には《ドンペリ》《モエ》《ボッテガ》などがあります。
《ドンペリ》と《モエ》はシャンパン、《ボッテガ》はイタリアのスパークリングワインです。
テキーラはメキシコの蒸留酒で、アルコール度数が35度から50度もある強いお酒です。
キャバクラでは30ml程度のショットグラスを使い、場が盛り上がったときの一気飲みに利用されるケースもあります。
テキーラは、ストレートで一気に飲んだ後にライムをかじったり塩を舐めたりする飲み方が一般的です。
テキーラを頼まれたら、何も言われなくてもライムや塩を用意しておくと良いでしょう。
最後に、キャバクラのキャストに関する用語をご紹介します。
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・源氏名
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キャバクラはキャストが主役のお店です。
黒服はキャストをサポートする立場なので、キャストに関する用語はしっかり把握しておきましょう。
《源氏名》とは、キャバクラをはじめとした夜職の女の子が使う、お仕事上の名前です。
黒服は、仕事中以外はキャストを本名で呼ぶケースが多いので、源氏名を使うシーンは意外と少なめです。
仕事中に混乱しないよう、源氏名はしっかり覚えておきましょう。
うっかり本名で呼んでしまったら大変なことになるため、注意してくださいね。
《同伴》とは、キャストが出勤前にお客さんと食事やショッピングなどをして、お客さんと一緒に出勤するシステムです。
そのまま本指名のお客さんとして来店するため、お店にとってもメリットがあります。
《アフター》とは、お店が終わってからお客さんとキャストが食事や飲みに行くことで、黒服が同行する場合もあります。
キャストにとって同伴は「同伴バック」をもらえる点がメリットですが、アフターには収入面のメリットはありません。
ただし、アフターで本指名のお客さんをゲットするケースもあり、お客さんとの関係性をより良くするために活用されることが多いです。
《色恋営業》とは、お客さんに恋愛感情を持たせて来店させる営業方法です。
しかし、社会問題となり、2025年6月28日に施行された改正風営法にて禁止されています。
《枕営業》とは、性的な魅力をアピールしたり、実際に肉体関係を持ったりして来店させる営業方法ですが、ほとんどのお店で望ましくない行為とされています。
一方で《色恋管理》は黒服がお店のキャストを管理しやすくするために、キャストと恋愛関係になることです。
ただし、こちらもトラブルになりやすいため慎重に判断すべきです。
《アンダー》とは18歳未満を指す用語です。
《みてこ》は未成年を指す用語で《身(み)分証が提(て)出できない子(こ)》を意味しています。
キャバクラをはじめとした夜の世界では、18歳未満の人は働けません。
18歳未満の人が働くとお店が摘発されて大問題になってしまいます。
夜のお店では、面接で身分証を提出してもらったうえで従業員名簿を作り、18歳未満が働くことを防止しています。
ただし、18歳になっていても高校生は働けないため、その点は注意しておきましょう。
《送り》とは、営業終了後にキャストを車で自宅まで送ることです。
多くのキャバクラには、専属の送りドライバーがいます。
ただし、送るキャストが多すぎたり、送りドライバーが休んだりしたときは、黒服が送りを担当する場合もあります。
送りについては下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてください。
送りドライバーは車なしでも働ける!メリット・デメリットや稼ぐポイントを解説
キャバクラでは専門用語だけでなく、ハンドサインも使われます。
ハンドサインは言葉を使わずにキャストとコミュニケーションが取れるため、スムーズなやり取りが可能になります。
| ハンドサインの意味 | ハンドサインの内容 |
| メニュー表 | 両手を合わせてから開く |
| あつしぼ | 両手を握って、雑巾を絞るようにひねる |
| つめしぼ | 両手を握って、爪を擦り合わせる |
| 灰皿 | 両手で丸を作る |
| ゲスタン(ゲストタンブラー) | 親指と人差し指で、Lを作る |
| キャスタン(キャストタンブラー) | 親指と人差し指で、Cを作る |
| お会計 | 両手の人差し指で×を作る |
ハンドサインについては下記の記事で詳しくご紹介しています。
キャバクラのハンドサイン完全ガイド|黒服(ボーイ)ならだれもが知っておくべき意味や使い方を解説!
キャバクラではさまざまな用語が飛び交います。
慣れていないと黒服として働くのが不安になるかもしれません。
しかし、この記事を読んで、そこまで特殊なものではないと実感できたのではないでしょうか。
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それでも不安な人は、まずは黒服として体験入店してみましょう。
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ジョブショコラ編集部
男性が稼げる高収入求人を約13,000件掲載しているジョブショコラにおいて、
コラムの監修を行っています!
黒服や送りドライバーなどナイトワークに関する豊富な専門的知識を基に、お役立ちコンテンツを発信中!