キャバクラのバーテンダーとは?初心者が知っておくべきお酒の知識を解説
目次
キャバクラのバーテンダーは主に、注文されたお酒やカクテルを作って提供します。
バーテンダーとして働きたいけれど「お酒の知識がないから自分には無理かな」「実際はどんな仕事をするんだろう」と不安になっていませんか?
ナイトワークが初めての方にとって、お酒の作り方や業界特有の専門用語は、最初は難しく感じるものです。
この記事では、キャバクラのバーテンダーの仕事内容や給料相場から初心者が身につけておきたいお酒の基礎知識までわかりやすく解説します◎
面接で採用されるポイントも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
キャバクラのバーテンダーの主な仕事は、注文されたお酒やカクテルを作って提供することです。
お店によっては、グラスの洗浄やおつまみの簡単な盛り付けなどを担当することもあります。
ホールで接客やテーブルの片付けを行う黒服(ボーイ)とは違い、基本的にはお酒づくりに集中できるのが特徴です。
仕事内容は比較的シンプルですが、お酒の種類やカクテルのレシピを覚える必要があります。
そして、キャバクラのバーテンダーとして採用されるためには、最初から高い技術を持っていることよりも、お酒の知識を積極的に学ぼうとする姿勢が重要。
未経験であっても、働きながら知識を身につけたいという熱意をアピールすれば、採用されるチャンスは十分にありますよ!
一般的なバーでは、カウンター越しにお客さんが座っており、会話をしながらお酒を作るため、高い接客スキルが必要になります。
一方キャバクラは、そもそもお客さんが座るカウンター席がないお店も多く、あったとしてもお客さんと直接会話をする機会はほとんどありません。
接客をする必要がないため、お酒づくりに集中できるのが特徴です。
会話のプレッシャーがない分、バーテンダー未経験の方でも心理的なハードルが低くなりやすく、挑戦しやすい環境といえるでしょう。
キャバクラのバーテンダーの給料相場は、正社員とアルバイトで異なります。
正社員の場合、月給の相場はおよそ25万〜35万円程度です。
勤務するエリアやバーテンダーとしてのスキルに応じて金額は変動しますが、正社員になれば毎月安定した収入を得られます。
一方、アルバイトの場合は、時給1,200円〜1,800円前後が一般的な相場です。
未経験からでも高めの時給で働けるお店が多いため、ナイトワーク初心者の10代〜20代の人でも高収入を目指しやすいでしょう。
キャバクラのバーテンダーとして働く際は、最初からお酒の知識を完璧にしておく必要はありません。
しかし、事前にお酒の種類や基本の作り方を押さえておくことで、面接でも評価されやすく、入店後の実務もスムーズにスタートできます。
ここでは、現場でよく使われる用語や定番のお酒について解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
キャバクラで扱われるドリンクや備品には、以下のような呼び方があります。
| 用語 | 内容 |
| ハウスボトル | セット料金に含まれる、飲み放題専用の焼酎やウイスキー |
| ボトルキープ | お客さんが購入し、お店で保管する専用のボトル |
| ミネセット | 割り材のミネラルウォーターと氷(アイス)のセット |
| チェイサー | お酒の合間に口直しとして飲む、水や炭酸水 |
| チャーム | お客さんのテーブルに出される、簡単なおつまみ |
| キャストドリンク | キャスト(女の子)が飲むために注文されるドリンク |
お店では、セット料金内で自由に飲める《ハウスボトル》とお客さんが自分専用に注文してお店に置いておく《キープボトル》を区別して用意します。
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ホールスタッフから《ミネセット》の注文を受けた際は、新しい氷を詰めたアイスペールとミネラルウォーターをセットにして用意しますが、お店によって呼び方やルールが異なる点には注意が必要です。
女の子が飲む《キャストドリンク》は、注文が入るたびに女の子の給料に手当(バック)が加算される仕組みで、グラスもお客さん用とは別で用意されていることが多いです。
どれも注文時やスタッフ同士のやり取りで日常的に使う言葉なので、名称と内容を一致させておくと実務に入りやすいでしょう。
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お店で使用するグラスは、主にゲスト用・キャスト用・カクテル用の3種類があります。
ゲスト用とキャスト用ではグラスのサイズが異なるのが一般的です。
お客さんが使う《ゲストグラス》は一般的なサイズ感(容量300ml程度)ですが、女の子が使う《レディースグラス》はそれよりも一回り小さいサイズ(容量240ml程度)が使われます。
なお、カクテルを注文された際に使用する専用グラスについては、お客さんも女の子も同じ種類のものを使用するお店が多いです。
キャバクラでのカクテルづくりは、基本的にキッチンやバーカウンターで行います。
よく注文される定番のカクテルやノンアルコールには、以下のようなものがあります。
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・カシスオレンジ:甘くて飲みやすい定番
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多くのお店ではマニュアルが完備されており、それを見ながら作業できるため、シェーカーを振った経験がなくても安心です◎
ワインについても、ソムリエのように品種や産地を細かく覚える必要はありません。
まずは現場でよく出る定番の銘柄を知っておくだけで十分です。
白ワインは、すっきりとした飲み口の銘柄が中心に注文されます。
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・シャブリ:非常に有名で、辛口の代表格
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赤ワインは、重厚なものから親しみやすいものまで幅広く揃っています。
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・オーパス・ワン:高級ワインの代名詞。VIP席でよく出ます
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まずは名前を聞いて、赤か白か判別できるようにしておきましょう。
ウイスキーとブランデーはどちらも蒸留酒ですが、原料に大きな違いがあります。
ウイスキーは大麦やトウモロコシなどの穀物を原料とするのに対し、ブランデーはぶどうやリンゴなどの果実を原料としてつくられます。
製造工程ではいずれも蒸留後に樽で熟成させますが、ウイスキーは《味》そのものを、ブランデーは《香り》をより深く楽しむお酒とされているのが特徴です。
キャバクラではどちらもキープボトルとして注文されることが多く、ゆっくりと時間をかけて味わうお客さんに好まれる傾向があります。
キャバクラで定番とされている、ウイスキーとブランデーの銘柄をそれぞれ紹介します。
ウイスキーは、国内の有名メーカーが手がける高級ボトルが中心です。
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・山崎:シングルモルト(大麦のみを原料としたウイスキー)の代表格で、重厚なモルトの旨みが特徴
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ブランデーは、伝統的な高級コニャック(フランスの特定地域で白ぶどうを原料につくられるブランデー)や、見た目にインパクトのあるボトルが人気。
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・ヘネシー:コニャックの王道として非常に知名度が高い銘柄
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いずれも、注文時にお客さんのこだわりが反映されやすい銘柄です。
バーテンダーとしてそれぞれの名称と特徴を一致させておくと、注文が入った際にスムーズに準備できるでしょう。
発泡性ワインの総称をスパークリングワインと呼びますが、その中でも特定の条件を満たしたものだけが《シャンパン(シャンパーニュ)》に分類されます。
具体的には、以下のような厳しい条件をクリアする必要があります。
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・フランスのシャンパーニュ地方で生産されている
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シャンパンは一般的なスパークリングワインよりも希少価値が高く、価格も高めに設定されていることが多いです。
キャバクラで扱われるシャンパンとスパークリングワインは、価格帯によっていくつかのランクに分かれています。
| ランク | シャンパン | スパークリングワイン |
| 2万円前後〜 | ・モエ・エ・シャンドン ・ヴーヴ・クリコ |
・ポンパドール ・カフェ・ド・パリ |
| 5万円前後〜 | ・ドン・ペリニヨン ・ベル・エポック |
・ボッテガ ・シャンドン |
| 10万円前後〜 | ・アルマンド ・エンジェル ・ソウメイ |
・モレノ ・マバム |
スパークリングワインは1万円前後からと比較的手頃で、フレーバーが豊富な《ポンパ》や《カフェパリ》が人気です。
一方でシャンパンは、数万〜数十万円単位のものが中心となります。
それぞれの名称と価格帯を一致させておき、注文が入った際にスムーズに準備できるようにしておきましょう。
シャンパンやスパークリングワインを注文された際、お客さんから「氷を入れてほしい」と要望されることがあります。
この場合、ブランデーグラスや専用のグラスにクラッシュアイスをたっぷり詰め、そこに注いで提供します。
本来、シャンパンやスパークリングワインは冷やしてそのまま飲むのが基本であり、氷を入れるのは正当な飲み方ではありません。
しかし、キャバクラでは《飲みやすくするため》《炭酸を抑えるため》に、あえてクラッシュアイスをセットで用意して提供する文化があります。
バーテンダーが客席でグラスをセットする場面は少ないですが、知識として《ワインやシャンパンのグラスにはコースターを使わない》というマナーは知っておくことが大切です。
これらのグラスは重心が高いため、コースターの上に置くと少しの振動や接触でバランスを崩して倒れるリスクが高まります。
また、コースターの縁に脚(ステム)が乗り上げて傾くのを防ぐ意味もあります。
テーブルに直接置くのが基本の形なので、不必要にコースターを準備しないよう注意しましょう。
キャバクラのバーテンダーは、お酒の知識以上に《お店の一員としての振る舞い》が重視される職種です。
未経験からでも、ポイントを押さえて準備をすれば採用のチャンスは十分にあります!
ここでは、面接や選考でチェックされる、基本的な3つのポイントを確認していきましょう。
キャバクラのバーテンダーは、勤務中に白シャツやベスト、ネクタイを着用するフォーマルなスタイルが一般的です。
そのため、面接では《私服可》とされていても、黒やグレーの落ち着いたスーツで臨んだほうが印象が良くなります。
スーツ姿を見せることで、実際にお店に立ったときのイメージを面接官に伝えられますし、仕事に対する誠実な姿勢もアピールできます。
さらに、バーテンダーはお客さんの口に入るものを扱うため、清潔感にも注意を払うことが大切です。
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・髪型・髪色:短めに整え、派手すぎる色は避けるのが無難
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志望動機を伝える際は「お酒が好き」「カクテルをつくれるようになりたい」といった、自分の希望だけで終わらせないことが大切です。
「技術を磨いて、一日も早くお店の戦力として貢献したい」と、お店に対する気持ちを添えることで、採用側の評価が高まります。
学ぶ意欲とお店を支える責任感があることをセットで伝えましょう!
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【志望動機の例文】
未経験ではありますが、持ち前の体力を活かしてテキパキと業務を覚え、美味しいお酒を通じてお店の売上や円滑な運営に貢献できるよう精一杯努めます。
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自分の目標とお店側のメリットをつなげて話すと、説得力のある印象を与えられます。
「自分にバーテンダーが務まるか不安……」という方は、体験入社制度を活用してみましょう。
お店の営業中の雰囲気やスタッフ同士の連携を体感することで、入店後のミスマッチを防げます。
また、体験入社で積極的な姿勢を見せること自体が、お店側には「真剣に仕事を探している」という強い意欲として伝わります。
キャバクラでバーテンダーとして働きたいと思ったときに、お酒に関する知識不足や仕事のハードさに不安を持つ人は少なくありません。
ここでは、未経験の方でも安心してスタートできるよう、面接で聞かれやすいポイントや業界でよく耳にする噂の真相についてまとめました。
疑問点を解消し、具体的なイメージを掴んでいきましょう!
お酒が飲めない体質でも、採用に大きな支障はありません。
バーテンダーの主な役割は、レシピどおりにドリンクをつくり、素早く提供することです。
自分でお酒を口にする機会はほとんどないため、飲めないこと自体を不安に思う必要はありません。
ただし、面接では「お酒が飲めないのに、なぜ黒服(ホールスタッフ)ではなくバーテンダーを志望したのですか?」と質問される可能性があります。
このときは「お酒をつくってみたい」という理由だけでなく、「裏方として技術を磨き、お店を支えたい」といった、バーテンダーを志望する理由を具体的に答えられるよう準備しておきましょう!
一般的なオーセンティックバー(伝統的で格式高いスタイルのバー)のバーテンダーは、お客さんと一対一で会話を楽しみながら、目の前で高度な技術を披露する接客業の側面が強い仕事です。
高いコミュニケーション能力とパフォーマンス力が常に求められるため、そのプレッシャーから《キツイ仕事》というイメージを持たれる傾向があります。
しかし、キャバクラのバーテンダーは、キッチンやカウンター内でドリンクづくりに専念するケースが大半です。
お客さんと直接会話をしたり、注目を浴びながらお酒をつくったりする機会はほとんどありません。
一般的なバーテンダーに比べると接客の負担が少ないため、夜職が初めての人でも無理なく業務に慣れていけるでしょう。
キャバクラのバーテンダーは、お酒の知識や技術以上に、清潔感のある身だしなみやお店を支える気持ちが重視されます。
未経験であっても、レシピを正確に覚え、素早くドリンクを準備する姿勢があれば、十分に活躍できる職種です。
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