ホストクラブの仕事内容とは?給料や意味を初心者に分かりやすく徹底解説!

ホストクラブの仕事内容とは?給料や意味を初心者に分かりやすく徹底解説!

 

みなさんは『ホストクラブ』と聞いて、どのようなお仕事をイメージするでしょうか?

 

「女性のお客様を相手に接待」

「かっこいいスーツと派手な髪型」

「シャンパンやドンペリの飲みコールで盛り上げる」

 

ほとんどの方がこのようなイメージをお持ちかと思います。

もちろん、これらのイメージも正しいと言えますが、これだけをやっていればホストが務まるというわけではありません。

煌びやかなイメージがあるホストも接客中は細やかな点に気を配り、お店によっては様々な雑務をこなすこともあります。

当記事では、そんな『ホストクラブ』のお仕事内容を詳しくまとめてみました。

ホストに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

ホストクラブとはどんなお店?

ホストのお仕事を解説する前に、まずは『ホストクラブ』がどんな場所なのかを解説していきます。

『ホストクラブ』とは、ホストと呼ばれる男性従業員が女性のお客様に接客サービスを提供する飲食店のこと。

お客様はお酒を飲みながら、ホストとのお喋りを楽しみます。

要するに『キャバクラ・クラブの男女が入れ替わったもの』とイメージしていただければ、わかりやすいかもしれません。

なお、お客様の名前をすべて覚えるのは大変なので、ホスト用語で自分の担当以外のお客様は『』と呼ぶことが多いです。

 

 

ホストクラブのシステムについて

お客様がホストクラブを利用する際に支払う料金は以下の5つです。

1.セット料金

2.指名料金

3.フード・ドリンク料金

4.サービス料金

5.延長料金(セット内の時間を超えた場合)

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

セット料金

ホストクラブにいらっしゃったお客様が必ず支払わなければならないのが『セット料金』です。

基本的に「1セット(およそ60~90分)○○円」と料金が設定されており、一度は聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

『セット料金』は言うなれば『ホストクラブで席に座るための料金』で、店内で飲食しなかった場合にも発生します。

店舗によっては『テーブルチャージ(TC)』『席料』と呼ばれることもあり、こちらのほうが聞き馴染みがあるかもしれませんね。

料金の中には氷やハウスボトルが含まれていることがほとんどです。

※1セットの時間を超えて利用する際は『延長料金』が発生します。詳細は後述。

 

指名料金

ナイトワークでよく耳にする『指名』にも、もちろん料金が発生します。

念のため解説しておきますが、『指名』とはお気に入りのホストを自分の担当にすること

ホストクラブに限らず、キャバクラやクラブでも頻繁に使われるキーワードです。

 

お店によって異なりますが、1人の指名につきおよそ1,000円~5,000円の料金が発生し、その分の売り上げはホストにも還元されます。

なお、指名にもいくつかのバリエーションがあり、先述した好みのホストを担当につけることを『本指名』。

本指名が決まっていないお客様が気になるホストを一時的に指名する『場内指名』。

お客様が帰られる際のお見送りに付き添う『送り指名』などがあります。

店舗によって料金もバリエーションも大きく異なります。

 

 

フード・ドリンク料金

お客様が注文したメニューに応じて発生するのが『フード・ドリンク料金』です。

普通の居酒屋に比べてお高めに設定されており、およその相場は以下の通り。

 

●ビール:1,000円

●カクテル:1,000円

●ソフトドリンク:1,000円

●グラスワイン:2,000円

●ブランデー:10,000円

●シャンパン:50,000円

●おつまみ:1,000円

 

なお、キャバクラやクラブと同じように、ホストが飲んだお酒の料金もお客様が支払います。

 

サービス料金

『サービス料金』はここまでご紹介した『セット料金』『指名料金』『フード・ドリンク料金』に上乗せして請求する料金のことです。

ナイトワーク系のお店に共通する料金システムとなっており、だいたいの目安は小計額の20~40%ほど。

実際に発生した料金に掛け算をして請求される仕組みなので、合計金額が上がれば上がるほど、サービス料金も上がっていきます。

 

単に『TAX(税)』と表記するお店もありますが、消費税を指すだけのものではないことにご注意。

複雑な料金形態にも見えますが、要するにお客様が『ホストクラブを楽しんだことに対する料金』とイメージしたほうがわかりやすいかもしれません。

 

延長料金

お客様がセット料金で決められた時間以上、楽しまれた場合は『延長料金』が発生します。

延長料金の相場は1時間あたり2,000~6,000円程度と、セット料金と同じ価格帯の場合がほとんどです。

なお、お客様が『フリータイム』を選んだ際はこの料金は発生しません。

これ以外にも『同伴料』『ヘルプ指名料』などの料金が設けられた店舗もあります。

 

ホストクラブの仕事内容について

お客様の隣に座って、お酒を飲みながら楽しくお喋りすることだけがホストのお仕事ではありません。

営業中はもちろん、営業前や営業後にもホストがやることはたくさんあるんです。

次にホストが実際にどんなお仕事をしているのか、詳しく見ていきましょう。

 

 

営業前の仕事について

 

【1】ヘアメイク

社会人として、身だしなみをしっかり整えるのは大切な仕事のひとつ。

それはホストでも変わりません。

ほとんどのホストは自宅で髪型を整えたり、美容院に寄ってセットしてもらったりしますが、専属のスタイリストが在籍しているお店もあります。

その場合は出勤してからヘアメイクしてもらえるので、自分でセットするのが苦手な方も心配いりません。

 

【2】掃除

お店に着いたら、みんなで店内を『掃除』します。

お客様をおもてなしする空間にゴミが落ちていた、なんてことがあったら格好がつきません。

床拭きやテーブル拭きはもちろん、お手洗いの掃除も念入りに行います。

お店によっては清掃業者を雇っているところがあり、その場合は清掃業務が不要。

掃除が終われば、次はテーブルセットです。 ホストクラブのテーブルには、お客様が席に着く前からグラスやおしぼり、灰皿が準備されています。

開店前に各テーブルのおしぼりは揃っているか、グラスに水気がついてないか、灰皿はキレイかをチェックするんです。

これ以外にも、お酒やフードの在庫確認を任されるお店もあります。

 

【3】ミーティング

開店前の準備が終わったら『ミーティング』が開かれます。

営業開始前にみんなでその日の売り上げ目標の確認や予約状況の共有、身だしなみのチェックが行われるのです。

また、在籍するホストが一堂に会するタイミングなので、先輩ホストの教えを受けるチャンスでもあります。

接客モードに切り替えて、モチベーションを高めれば、いよいよ営業開始です。

お店によりますが、万が一、店前のミーティングに遅刻してしまうと爆弾行為(タブー)と見なされ、罰金などのペナルティを喰らってしまうことも…。

 

【4】同伴

掃除やミーティングと合わせて、忘れてはいけないのが『同伴』です。

厳密には営業前のお仕事というわけではありませんが、こちらでご紹介させていただきます。

同伴とは、お店の開店前にお客様とデートして、そこから一緒に入店すること。

確実にお客様を呼ぶことができるため『同伴バック』という、インセンティブを支給するお店もあります。

なお、キャバクラやクラブとは異なり、ホストがデート代を負担することがほとんどです。

 

営業中の仕事について

 

【1】接客(お喋り)

大多数の方がホストクラブの仕事と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、お客様とのお喋り(接待)でしょう。

接待のためにホストは存在していると言っても過言ではなく、お客様のご機嫌を伺いつつ、トークを盛り上げます。

このときホストが一方的に喋り続けるようではダメ。

お客様が気持ちよくお喋りできるよう、真剣に聞く力も必要です。

また、接客スタイルにもいくつかのバリエーションがあり、お友達同士で盛り上がるような接客を『友達営業』、恋人のような会話でお客様に疑似恋愛を体験してもらう『色恋営業』があります。

 

【2】ヘルプ

入店したばかりの新人ホストには指名客がいないことがほとんどです。

また、指名客がいたとしてもその日にいらっしゃるとは限りません。

そんなときに発生する業務が『ヘルプ』です。

『ヘルプ』とは、他のホストと一緒に席に着き、接客のサポートを行うこと。

具体的には、指名されたホストが席を離れたときにお客様の相手をしたり、ホストとお客様の仲を取り持ったりといった業務が挙げられます。

一見、地味な役回りにも見えますが、状況を見ながら会話にも参加していくことで、接客スキルはどんどん上がっていき、指名客の獲得に繋がるでしょう。

さらに、仲間から信頼されるようになると、いざ自分に指名客がついた際に心強くサポートしてもらえます。

 

【3】お酒作り

お酒作りもホストのお仕事です。

このとき、お酒の濃さやアイス(氷)の量もお客様のお好みに合わせる必要があります。

なお、お酒を作るのは注文をいただいたときだけではありません。

お客様のグラスを逐一チェックし、中身が空にならないよう気を配るのです。

ちなみにお酒をグラスに注ぐときはラベルがお客様に見えるようにし、割りものを混ぜる際は反時計回りにゆっくりとかき混ぜる、といった細かいマナーがあります。

 

【4】ライター業務

お客様が喫煙者の場合はタバコの火はホストがつけます。

ホストにとってライターは必需品です。

お客様がタバコを取り出したら、会話中であっても、お酒を作っている最中であっても、すぐに火をつけます。

また、タバコの吸い殻が灰皿に2本たまったら、灰皿を取り替えるのも基本です。

 

【5】テーブルチェック

テーブルをきれいに保つのもホストのお仕事のひとつ。

最初はきれいでも、グラスの水滴やタバコの灰などでテーブルは汚れてしまいます。

ホストは接客中も常にテーブルの状態をチェックし、汚れを拭き取ったり、グラスや灰皿を交換しなくてはなりません。

お客様がお手洗いで席を離れた際には、素早くテーブルをきれいにします。 

 

営業後の仕事について

 

【1】片づけ

営業が終わったら、開店前と同じように店内を『掃除』します。

なお、開店前にしっかりと掃除を行うため、閉店後は軽く済ませることが多いです。

ここでは、店内の清掃はもちろん、グラスやお皿などの洗いものも含まれます。

キッチンスタッフを別で雇っているお店は不要です。

 

【2】ミーティング

閉店後にも、ミーティングがあります。

売上目標の共有がメインだった開店前に対して、閉店後の『ミーティング』はその日の反省会という位置付けです。

その日の売上がいくらっだったか、何人のお客様がいらっしゃったかなどの共有が行われます。

新人のホストにとっては、どのように接客すれば良かったかといったアドバイスをもらえる大切な時間です。

 

【3】アフター

売れっ子になると『アフター』が発生することもあります。

『アフター』は営業終了後にお客様と一緒にお店を出て、デートに行くこと。

飲み直しに行ったり、カラオケに行ったりと楽しみ方は人それぞれですが、あとに仕事がある『同伴』とはまた違ったおもてなしをする必要があります。

その際には、またお店に来ていただくために感謝の気持ちを伝えることも重要です。

 

【4】交流

仕事終わりに同僚のホストから、食事に誘われることもあります。

そんなときには積極的に参加し、交流を深めておくと良いでしょう。

ホストのお仕事はチームプレーです。

日頃から他のホストとの仲を深めておけば、いざというときにいろんな仲間が助けてくれるでしょう。 

 

新人ホストと売れっ子の違いについて

どこの世界にも、数字を持っている『売れっ子』が存在します。

これはホストクラブでも同様で入店したばかりの新人ホストは売れっ子になるために、日々自分磨きを続けているのです。

それでは次に『売れっ子ホスト』と『新人ホスト』の違いを見ていきましょう。 

 

売れっ子ホスト

数字を持っているホストは営業時間外の雑務を免除されることがあります。

基本的に開店前や閉店後の清掃業務、備品の在庫管理などは、あまり売上を持っていないホストの仕事です。

売れっ子ホストはこのような雑務を行わなくてもいい分、空いた時間を有効活用して売上を作っていきます。

とはいえ、これはあくまで営業時間外の話。

営業時間中は売れっ子ホストがヘルプに入ったり、テーブルを掃除をしたりするのはごく普通のことです。

 

新人ホスト

先述した売れっ子ホストに対して『新人ホスト』は営業中・営業時間外に関係なく、雑務を積極的にこなさなければなりません。

ここで言う雑務とは、フロアやテーブル、お手洗いの清掃はもちろん、グラスやお皿、おしぼりの準備など多岐にわたります。

逆に売上を作れるようになれば、こういったお仕事を任されることは少なくなるでしょう。

売れっ子ホストの仲間入りを果たすためにも、お客様との関係性をどんどん深めて、数字を作っていきましょう。

 

ホストクラブってどのくらい稼げるの?

ホストの月収は最低保証給やインセンティブを合わせて、平均50万円程度と言われています。

年収に換算すると、およそ500万円から600万円が相場です。

指名客を多数抱える人気ホストになると、月収1000万円超えは当たり前。

力は常に求められますが、とても夢がある業界と言えます。

 

なお、エリアによってホストの収入額には差が見られ、東京都内が年収500万円程度に対して、地方は年収200万円から400万円程度が相場。

ですが、指名客を持っていない新人ホストになると、月収1ケタ台のこともザラにあるようです。

このように、売上バックで高収入を狙える反面、実力主義が色濃いホストクラブは誰でも簡単に稼げる世界とは言えないかもしれません。

 

No.1になる為に必要なスキルとは

No1ホストになるために必要なスキルは何と言っても『コミュニケーションスキル』です。

ホストの世界にはこのような格言があります。

 

『三流は話す。二流は聞く。そして、一流は引き出す。』

 

この言葉が表すように、ホストはお客様とただお喋りができるようになれば良い、というわけではありません。

自分だけが喋るのではなく、お客様のお話もしっかりと聞いて、さらに会話を広げるための話題を多く持っておくことも必要になります。

また、接客中はお客様の様子を伺いながら、話題を振ったり切り替えたりと、場の空気を読むスキルも必要です。

このように、ホストはお客様を楽しませるために常に神経を張り巡らせています。

 

ここまで聞くと、ホストのお仕事そのものにハードルを感じてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、コミュニケーションスキルは訓練次第で鍛えることは十分に可能です。

お客様にご満足いただくためにも、まずは自分が楽しそうにお喋りすることから始めて、少しずつ能力を向上させてみてください。

 

ホストクラブで働く上で注意すべき事

未経験者さんはそもそもホストクラブがどのような場所なのか知らない方がほとんどではないでしょうか。

もちろん、最初は誰もが初心者ですが、お店のことをまったく知らない状態で入店を決めるのは避けましょう。

実際に下調べをせずに入店した場合『同僚のホストやスタッフが怖い人ばかりだった』『客層が悪かった』といった思わぬ洗礼により、すぐに辞めてしまう方もいらっしゃいます。

せっかく、興味を持って応募したのに、このようなことになっては非常にもったいないです。

そこでお店を決める前には必ず、体験入店しておくことをおすすめします。

 

大多数のホストクラブでは体験入店制度が設けられているので、そこで店内の雰囲気や一緒に働くホストをチェックしておくと良いでしょう。

体験入店の際も給料が発生するので、ちょっとしたお小遣いも稼げて一石二鳥。

入店後のミスマッチを防ぐためにも、1日はお試しで働いてみてください。

 

ホストクラブについてまとめ

華やかなイメージが強いホストですが、私たちが知らないだけで日々、様々な業務に従事しています。

今回ご紹介した以外にも、お客様と密に連絡を取り合ったり、SNSで自分をアピールしたりといったものも立派なお仕事のひとつです。

このように、ホストは皆さんがイメージしていた以上の業務量をこなす必要がありますが、たっぷり稼ぎたいという方にはピッタリなお仕事と言えるでしょう。

 

幸いなことに世の中にある、ホストクラブの多くは常に新しいホストを募集しています。

興味を持っていただけた方はまずは気になる店舗に応募して、どのようなお仕事か自分の目でチェックしてみてくださいね。

当記事があなたの一歩を後押しするきっかけになれば嬉しいです。

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