黒服(キャバクラボーイ)あるある22選◆夜職スタッフに共感される事例を紹介!
キャバクラの黒服(キャバクラボーイ)として働いていると、思わず「あるある!」と言いたくような出来事がたくさんあります。
黒服あるあるは、クスっと笑えるものや仕事のやりがいに繋がるものなどネタが豊富です。
この記事では、キャバクラボーイ経験者であれば共感できる、黒服あるあるを紹介します。
あるあるエピソードを通じて、黒服の仕事内容もわかる内容になっているので、気になる人はぜひご覧ください。
まずは、キャバクラの黒服同士のあるあるを紹介します!
アルバイト・正社員といった雇用形態にかかわらず、新人黒服が最初に与えられる仕事と言えば掃除と雑用です。
働き始めた当初は、接客業務を全くしない日も珍しくなく、裏方業務のなかでも特に目立たない仕事ばかり任されます。
自分が思い描いていた黒服のイメージと、実際の業務内容とのギャップに驚くのは、新人黒服あるあるです。
しかし、掃除や雑用は簡単にお店に貢献できる業務の一つであり、先輩黒服も全員経験しています。
そもそも、掃除や雑用といった基本的な業務すらできない人に、責任ある業務を任せるのは難しいです。
掃除や雑用業務に真面目に取り組めば、そのうち他の業務もやらせてもらえるようになるので、与えられた仕事に対して全力でおこなう姿勢を意識してください。
キャバクラによっては、営業終了後に飲み会を開催するお店も存在しており、半ば強制参加の風潮があるのも黒服あるあるです。
飲み会は、仕事のミーティングも兼ねていたり、他の黒服やキャバ嬢と仲を深める目的で開催したりするため、なかなか断りにくい雰囲気があります。
他の黒服やキャストとの信頼関係を築けるメリットがあるものの、仕事のオンオフを分けたい人や、次の日に仕事やプライベートの予定が入っている人にとっては憂鬱なイベントかもしれません。
飲み会に参加するのがどうしても難しいときは、「本当は参加したいんですが…」と前置きしたうえで理由を伝えれば、波風を立てずに欠席できます。
キャバクラは60分前後を1セットでカウントします。
そして、セット時間が終了しそうなお客さんの席で「延長しませんか?」と黒服が交渉することを、延長交渉と言います。
延長交渉は黒服の腕が試される重要な仕事だからこそ、苦労話やあるあるネタが盛りだくさん!
ここからは、黒服が延長交渉するときのあるあるを紹介しましょう。
団体客に延長交渉する際は、最も決定権を持つ幹事やリーダーポジションの人に交渉する場合が多いです。
しかし、グループを明確に取り締まる人がいない場合、誰に延長交渉について尋ねても「自分が決めるわけじゃないから」「他の人にも聞いてみて」と言われ、伝票をたらい回しにされることがあります。
延長の有無が決められない時間が長ければ長いほど、場の空気も悪くなります。
長期戦になりそうだなと感じたときは、一旦テーブルに伝票を置いたまま席を離れ、キャストから延長をお願いしてもらう作戦を取るのもおすすめです。
たとえ黒服からのお願いに微妙な反応を示しても、キャストからのお願いにはすんなり延長してくれるお客さんもたくさんいます。
お店の売上につなげるために、ときにはキャストと協力しながら延長交渉を勝ち取りましょう。
延長交渉をしに行った際、お客さんから延長する代わりにドリンク無料や割引といったサービスを求められるのも黒服あるあるといえます。
延長を獲得したい一心で快諾したくなる気持ちもわかりますが、自己判断でサービスをするのは後々損する可能性が高いです。
お店の売上が減るのはもちろん、今後も同じ要求があった場合は受け入れざるをえなかったり、他のお客さんから不平等であることを責められたりするリスクがあります。
延長交渉の席でサービスを要求されたときは、上司に確認を取ってから対応しましょう。
黒服は、延長交渉の場でお客さんから延長と引き換えに一発芸やモノマネといった無茶振りを求められがちです。
「そんなことできませんよ!」とバッサリ断ってしまうと、場の空気が悪くなり、延長してもらえる可能性が低くなってしまいます。
そのため、言われたからには頑張ってやり切るのが賢明です。
無茶振りに応えるためには、恥じらいを捨てて思いきりやるのがポイントです。
事前にいくつかネタを用意して全力で披露すれば、たとえお客さんから笑いを取れなくても、やる気や度胸が認められて延長してもらえる可能性があります。
来店頻度が高い常連客に対して、どれくらいの温度感で延長交渉に挑めばいいのか悩むのも黒服あるあるといっていいでしょう。
常連客への延長交渉は、そのお客さんにとって押しすぎず引きすぎずちょうどいい塩梅で接客するのがコツです。
粘り強く延長交渉すれば「しつこい」とクレームが入りますし、だからといって早々に延長をあきらめてしまえば、後でキャストや上司から「もっと粘って!」と責められてしまうこともあります。
常連客を不快にさせずに延長交渉をおこなうためには、接客経験を積み重ねてそのお客さんの性格を知っておくことしか方法がありません。
何度も常連客を接客して、相手が求めている対応や引き際をわかるようになれば、延長交渉の成功率も一気に上がるでしょう。
ここからは、キャバクラに来るケチなお客さんあるあるを紹介します。
会計時に「サービスに満足できなかった」という理由で、値引きを要求するお客さんがいます。
また、キャッチに声をかけられて来店したお客さんのなかには、来店時に値引き交渉をしてくる場合もあります。
値引き交渉をしてくるお客さんの多くは、値引きに成功した自分を誇らしく感じており、家電量販店の値引き交渉と同じ感覚でキャバクラでも同様の行為をするのです。
一度でも値引きに応じれば、お客さんが調子に乗ってさらに過度な要求をする可能性があるので、乾き物(おつまみ)やドリンクのサービスを提案して、値引きに応じないスタンスを崩さないようにしましょう。
ナイトワーク業界では消費税のことをTAXと呼び、10%からサービス料も含めた25%程度に設定しているお店が多いです。
キャバクラでは延長や指名をしてくれるお客さんに、サービスの一環としてTAXを請求しない「TAXカット」をおこなう場合がありますが、たまに延長しないフリー客からもTAXカットを要求されることもあります。
ケチケチした遊び方をするお客さんに上手く対応できず、「消費税くらいなら…」と思わず了承したくなるのも、黒服あるあるではないでしょうか。
しかし、一度でもTAXカットに応じてしまえば毎回要求される可能性が高く、きちんとTAXを払って飲みにきてくれるお客さんからもクレームがくるかもしれません。
自己判断でのTAXカットはお店の評判を落としかねないので、要求された際は上司に相談して指示をもらってください。
黒服にドリンクをごちそうしてくれるお客さんも少なくありませんが、ドリンク代をケチるためにハウスボトルで済ませようとする人もいます。
ハウスボトルとは、セット料金で飲める飲み放題のブランデーやウイスキー、焼酎などを指します。
本来、飲んでも売上にならないハウスボトルを黒服が飲むのを禁止するお店がほとんどですが、その場を盛り下げないためにあえてハウスボトルを飲むのも黒服あるあるです。
お客さんからハウスボトルを飲むように勧められたときは、「次回は大好きなビールが飲みたいです」とおねだりしたうえでいただくのがポイントです。
売上につながるのはもちろん、遠回しにハウスボトルが禁止されていることも伝えられます。
お会計が済んでも帰ろうとしないお客さんがいるのも、黒服が遭遇するケチなお客さんあるあるの一つです。
少しでも長くお店に滞在したいがために、退店時間になっても「この一杯を飲んでから」「タバコ1本吸わせて」といった言い訳をして席を立たないお客さんがいます。
そのままお客さんの言うことを聞いても、上司やキャストからも「早く帰らせて」と急かされてしまい、場の空気も悪くなる一方です。
そんなときは「僕も最後まで付き合います!」とお客さんのそばに付いて、帰ってもらう雰囲気を作るのが効果的。
「退店してくれるまで離れない」という雰囲気を出せれば、お客さんはその空気を感じ取って、早めに退店してくれるでしょう。
キャバクラ業界の「付け回し」とは、黒服がキャストを付ける席や配置換えの指示を出す業務のことです。
付け回しは、お客さんの好みやキャストの要望、キャスト同士の相性、ホール全体の動きを把握したうえで指示出しをおこなう責任重大な業務だからこそ、やりがいも大きく黒服業務のなかでも花形ポジションだと言われています。
ここからは、黒服の付け回し業務に関するあるあるを見ていきましょう。
「あのお客さんは苦手…」「過去に付いたことあるお客さんだから嫌」などを理由に、キャストから付け回しを拒否される場合があります。
「仕事なんだから拒否しないで!」と思わずお説教したくなるものの、キャストのやる気を奪ってしまう可能性もあるので強く言えません。
キャストから付け回しを拒否されたときは、まずは「そうなんだね、ちょっとつらいよね」といった感じでキャストが拒否する気持ちを受け止めてあげるのが大切です。
そのうえで、「今頼めるのは〇〇ちゃんしかいないんだ」「〇〇ちゃんだからお願いしてる」などキャストのやる気を引き出せる言葉をかければ、応じてくれる可能性が高まるでしょう。
キャバクラでは、フリーで来店したお客さんに対して、1セットで2~3人のキャストを入れ替えながら付けるのが一般的です。
しかし、忙しいときや付け回しに慣れていない黒服が担当したとき、入れ替えを忘れて同じキャストを付けっぱなしにしてしまうミスを起こすのも、黒服あるあると言えます。
色んな女の子と話したいお客さんからクレームがくるのはもちろん、一人のお客さんに長く接客したわりにそこまで売上が出せなかった場合、担当したキャストと揉める原因にもなります。
キャストとの信頼関係が崩れるきっかけにつながり、今後言うことを聞いてくれなくなる可能性もあるので、長時間の付けっぱなしは避けましょう。
付け回しは、黒服にとって最初の難関といっていいほど難しい業務です。
最初のうちは、店内全体を見渡しながらこまめにメモを取って、付けっぱなしを防ぐ工夫をしてください。
付け回しは、お客さんの性格や好みから相性を考えたうえで、どのキャストを付けるか決めています。
大多数のキャストは黒服の付け回しに従ってくれますが、ときには付け回し方法に納得がいかないキャストと揉めるケースもあります。
営業中のバタバタしているタイミングでキャストから文句を言われれば、内心イライラしてしまう黒服も多いでしょう。
しかし、感情のまま思っていることを伝えてしまうと、さらに大きなトラブルにつながり、キャストとの信頼関係が壊れかねません。
キャストが付け回しに納得していない場合は、なぜこの付け回しにしたのかを説明したうえで「〇〇ちゃんならあのお客さんの指名を取れると思うんだ!」といった前向きな言葉をかけてあげてください。
キャストを交代させようとしたタイミングで、席に付く予定だったキャストがトイレに行ってしまいお客さんを待たせてしまうのも、付け回しをする黒服あるあるです。
トイレに行きたくなるのは仕方ないとは言え、キャストに対して内心は「事前に済ませておいてよ…」と思ってしまう黒服も少なくありません。
キャストがトイレから帰ってこないときは、黒服自らお客さんに話しかけて、お客さんが1人になる時間を作らないように気配りすることが大切です。
黒服のほんの少しの気配りがクレーム回避につながるので、店内の様子は常に把握しておきましょう。
ここからは、勤務中トラブルのあるあるを紹介します!
キャストとお客さんの盛り上がりがイマイチだったとき、盛り上げ役として黒服が席に呼ばれる場合があります。
一旦業務を中断して他の黒服に自分の業務のフォローをお願いしなければいけないため、お客さんを楽しませる会話ができないキャストに対して内心イライラするかもしれません。
しかし、一人前のキャストに育てることも黒服の役目なので、席に呼ばれたときはキャストをサポートする気持ちでとことん盛り上げていきましょう。
また、自分の力でお客さんを楽しませられなかったことを反省するキャストも多いので、後で次回は上手くいくようにアドバイスをするのも大切です。
ちなみに、お客さんからドリンクをおろしてもらった際、売上欲しさに黒服ばかりに飲ませようとするキャストも少なからずいます。
飲みすぎると業務に支障をきたすため、「一杯だけいただきます!」といった感じで、たくさん飲めないことをアピールしましょう
お客さんとのアフターに行きたくないがために、黒服を使って断ろうとするキャストもいます。
アフターとは、営業終了後にキャストとお客さんが店外で会うことで、お客さんからのアフターの誘いに応じるかどうかはキャスト次第です。
アフターに行きたくないキャストは、穏便に断るために黒服に前もって口裏合わせをお願いすする場合が多いですが、ときには「今日はミーティングがあるからアフターは難しいよね?」といった感じで、お客さんの前でいきなり話を振ってくるケースもあります。
身に覚えのない話を振られた際は、黒服はその場の空気やキャストの気持ちを汲み取って話を合わせてあげるのが賢明です。
状況に応じて臨機応変に対応できれば、キャストからの信頼度がさらに上がるでしょう。
キャバクラには、キャストと黒服が離れた場所から仕事上のコミュニケーションが取れるように、ハンドサインがいくつかあります。
「灰皿交換」「氷の追加」といったお願いも、ハンドサインを使えばキャストとお客さんとの会話が途切れることなく伝えられるため、キャバクラで働くうえで必ず覚えなければいけないジェスチャーです。
ただし、ハンドサインを覚えきれていない新人キャストは、つい口頭で伝えてしまったり、間違ったハンドサインを出したりして、黒服を困惑させることがあります。
ハンドサインが使えなければ、会話を遮ったり場の空気を邪魔したりするきっかけにつながり、お客さんの機嫌を損ねてしまう可能性があるので、黒服は根気強くキャストに指導しなければいけません。
入店したばかりの新人キャストを付ける際は、常に様子を見ながら席の状況を把握するようにしましょう。
営業中に、お酒を飲みすぎて泥酔したキャストを介抱するのも黒服あるあるです。
介抱が必要なほどキャストが酔ってしまうと、黒服は自分の業務に集中できませんし、お店に出せるキャストが減るため付け回しにも悪影響が出ます。
できれば、キャスト自身でお酒をコントロールして泥酔を回避してほしいのが黒服の本音ですよね。
しかし、泥酔するほどお酒を飲んだキャストのほとんどは、お店の売上に貢献したかったのが理由なので、まずはその頑張りを褒めてあげてください。
また、事前に水を飲ませたり、飲みすぎる前に別のキャストに交代させたりして、泥酔を防ぐための配慮も大切です。
黒服としてキャバクラで働くと、お店の意外な裏側を知ることができます。 ここからは、キャバクラの裏側あるあるを紹介します。
一部のキャバクラ店では、キャスト内で派閥があるお店も存在します。
派閥があるお店で働くと、キャスト同士のトラブルに黒服が巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。
黒服は、立場上キャストに対して平等に接することが求められるため、揉め事に巻き込まれてもどちらか一方だけの味方をするわけにはいきません。
もしもトラブルに巻き込まれたときは、双方に気を配りつつ円満に解決するような解決策を提案するのがポイントです。
お店に関わるすべてのキャストが仕事に集中できるように、日頃からキャストに対してこまめに声かけをしながらメンタルケアをおこなうようにしてください。
黒服とキャストが恋人同士になるのもキャバクラの裏事情あるあるです。
しかし、キャバクラ業界の場合、黒服とキャストが付き合うのはタブーと言われています。
バレてしまえば罰金や降格、クビなど厳しいペナルティが課せられるほど、風紀を乱す行為に対して厳しい業界です。
美人ぞろいのキャストを好きになる黒服の気持ちもわかりますが、下手をすれば職を失いかねないので、仕事上の関係であることを意識して接するようにしましょう。
身近な黒服とキャストが付き合っている事実を知ってしまったときは、余計な波風を立てないためにも黙って知らないふりを貫き通すのが賢明です。
キャストの送りを担当した際に、渋滞に巻き込まれたりルートを間違えたりして、スムーズに進まない場合があります。
キャバクラの送りとは、営業終了まで働いて終電がないキャストを、自宅や希望の場所まで車で送り届けることです。
ドライバーを雇って送りをするお店も多いですが、ドライバーの人手が足りないときや小規模のお店の場合は、黒服がドライバー業務を担当することも珍しくありません。
送りで使用する車の大きさや台数によっては、全員が車に乗り切れず、お店で待機しなければいけないキャストも出てきます。
そして、タイミングが悪ければ、車に乗るまでに何十分も待たせることもあり、キャストから「遅い!」と言われてしまうのも珍しくはありません。
また、送りはキャストを一台の車に乗せて順番に送っていくので、まれに送る順番を巡ってキャスト同士で争いが起きることもあり、黒服にとって気を遣う場面が多い業務と言えます。
いち早く帰りたい気持ちはどのキャストも抱いていることなので、黒服は「いち早くすべてのキャストを送り届ける」のを重視して取り組むようにしましょう。
黒服として働き始めたばかりの頃は、キャストの表と裏のギャップに戸惑うのも黒服あるあるです。
たとえば、お客さんの前では常に愛想よく振る舞い笑顔を絶やさなかったキャストが、お客さんが帰った瞬間に真顔になることも珍しくありません。
キャストの表と裏のギャップに驚く一方で、「何があってもお客さんの前では機嫌を損なわれるような態度を取らない」というプロ意識の高さを垣間見られる瞬間でもあります。
日頃お店の売上のために頑張るキャストに対して、感謝と尊敬の気持ちを抱く黒服も多いでしょう。
キャバクラの黒服として働く際の、あるあるエピソードを22種類紹介しました。
黒服経験者が思わず共感できる内容ばかりなのはもちろん、黒服を知らない人とっても仕事内容がイメージしやすい記事だったのではないでしょうか。
仕事を通して、日常生活ではなかなかできない貴重な経験を積めるのは黒服の魅力の一つ。
黒服の仕事に興味がある人は、ぜひこちらから求人情報をチェックしてみてください。